お知らせ (写真・文/HP管理者 木内正人)
引き揚げと海軍ゆかりのまち舞鶴in東京
会場を「海軍ゆかりのまち・舞鶴ゾーン」と「引き揚げのまち・舞鶴ゾーン」に分け、舞鶴の魅力をご紹介します!特に、ユネスコ世界記憶遺産に登録された「舞鶴引揚記念館」が所蔵する引き揚げに関する資料展示は一見の価値あり。物産品の販売もございます。ぜひ足をお運びください!(KITTEホームページより)。なお、木内信夫の登録イラスト作品も展示されます。(2015.12.19)
●開催日: 12月25日(金)〜27日(日)
●場所:JPタワー・KITTE地下1階 東京シティアイ・パフォーマンスゾーン
●主催:京都府舞鶴市
高射砲連隊「訓練棟」特別公開&木内信夫「抑留画」展示
「旧柏市西部消防署根戸分署」の建物は今年3月、陸軍高射砲連隊の大変貴重な訓練施設だったことが判明。老朽化のため取り壊される予定だが、普段は閉鎖されている。今回、柏市教育委員会の協力で1日限定で内部を公開します。併せてユネスコ世界記憶遺産への登録が決まった木内信夫のシベリア抑留絵画のレプリカを展示します。(2015.11.15)
●開催日: 平成27年11月28日(土)
●場所:旧柏市西部消防署根戸分署(柏市根戸443-2)
●主催:高野台町会、柏歴史クラブ
●協力:柏市教育委員会
柏市で木内信夫「旧ソ連抑留画集」展示:テーマ「繋ぐ」
(かしわインフォメーションセンター「プレスリリース」より)
今月は、柏市在住の元陸軍飛行兵木内信夫さんが第二次世界大戦終結後3年間を過ごした旧ソ連の強制収容所での体験を描いたイラスト68点からなる『旧ソ連抑留画集』(レプリカ)を展示いたします。
強制収容所という言葉の悲惨なイメージとは裏腹に、木内さんのイラストには、当時生活を共にした他国の兵士たちとの親交の模様も描かれており、人種や民族、言語が違えど、人間の根幹は変わらないのだということを温かいタッチで教えてくれます。戦争が本来憎しみ合う必要のなかった人間同士を、命の奪い合いに巻き込んだ凄惨な行為であったことを、そのような親交の場面から改めて認識することができるでしょう。今回の展示が木内さんの想いを後世に“つなぐ”ためのほんの一助にでもなれば幸いです。
今年で戦後70年を迎えました。この機会に今一度戦争について見つめ直すためにも、是非今回の展示に足をお運びいただければと思います。(2015.9.9)
●展示期間: 平成27年9月15日(火)〜10月5日(月)
●会場:かしわインフォメーションセンター
●主催:かしわインフォメーションセンター
●協力:木内信夫さん、木内正人さん
NHK戦争証言アーカイブスで証言者として協力
6月1日(月)にNHKテレビの取材があり、6月4日放送の「おはよう日本」の中で紹介されましたが、そこで放送されなかったインタビューが「NHK戦争証言アーカイブ」の中に収められました。三村さんと合わせて50分近いロングインタビューですが、テレビでは伝えきれなかったことも収められています。特に「絵に込めた戦友への思い」「人間同士の交流を通して実感したこと」が、父の伝えたい最も重要なところなので、ぜひそこをご覧頂きたいと思っております。(2015.8.9)
舞鶴のユネスコ世界記憶遺産登録申請、結果発表は9月に
世界記憶遺産を決める国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際諮問委員会(IAC)の会議が26日までに、9月28〜30日にアラブ首長国連邦のアブダビで開かれることが決まりました。登録候補になっている舞鶴引揚記念館が所蔵するシベリア抑留と引き揚げ関係資料570点のうち40点は、父・木内信夫のイラストです。
過去の登録例からによると、会議初日の28日に登録可否が決まり、期間中に発表があるのではないかといわれています。今から9月が楽しみです。(2015.5.28)
ピアニスト宮崎朋奈さんが香川県文化芸術新人賞を受賞
ピアニストの宮崎朋菜さん(写真中央)が、香川県文化芸術新人賞を受賞しました。朋菜さんは、私と父木内信夫と一緒にアートパフォーマンス『新絵巻・平家物語・LIVE』を創ってきたアーチストです。ロシアと日本を行き来しながら、日露両国の文化の架け橋だけでなく、『こども桜プロジェクト』 など国際的な音楽活動で活躍されています。何より、長年彼女と一緒に活動してきた私としては我が事のように嬉しいです!朋菜さん、本当におめでとうございます!!☆
第15回 市川手児奈文学賞・大賞受賞
市川市では『真間の手児奈』が万葉のむかしから語り継がれてきたように、文学的土壌の豊かなところです。江戸期には、市川を足繁く訪れた文人墨客が、俳句を吟じ和歌を詠み、紀行文を多く著してきました。現代作家も、小説に、俳句に、短歌に、さらには川柳にと、市川を舞台とした作品を多く残しています。こうした文芸風土を大切な文化遺産ととらえ、多くの人に市川への関心をさらに深めていただこうと、“市川”をテーマにした文芸作品(短歌・俳句・川柳)を全国から募集されました。
そんな全国から1,581点集まった句の中から、父木内紫幽の句が大賞を受賞しました。最高位の受賞であると同時に、この文学賞始まって以来の“最高齢者”の受賞となりました。父にはこれからも高齢者の可能性を大いに発揮してもらいたいと思います。(2015.2.1)
●川柳漫画