NHK「おはよう日本」・絵に託すシベリア抑留の記憶


平成27年6月4日 (写真、文/HP管理者 木内正人)

 6月1日(月)。NHKテレビの取材がありました。シベリア抑留の生存者でもある父の取材です。水戸にいらっしゃる戦友も訪ねての取材なので、柏と水戸を往復する大掛かりな取材となりました。NHKの河合さん。そして水戸放送局、千葉放送局のスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。父も若い方々に自らの思いを伝えることができて本当に嬉しそうでした。

 その放送は6月4日(木)で、NHK総合テレビ『おはよう日本』の中で紹介されました。放送中から大反響!?その後、我が家では1日中電話が鳴りっぱなし状態だったようです(笑)。全国放送だったことから、各地に散らばった父の戦友や友人たちから続々とお電話を頂きました。戦争兵士たちの思いを代弁してくれる父を、戦友たちは我が事のように大喜びして下さっていました・・・。そうした“記憶”をどのように残し伝えるか・・・それは私たちにかかっています。何より、NHKの皆さま、三村さま、そして舞鶴引揚記念館の皆さまにこの場を借りて御礼申し上げます。

 余談ではありますが、放送の翌日、私管理人は歯の痛みに耐えきれず、職場を早退して地元の歯医者さんに行きました。奇しくも、父も「歯がグラグラで抜けそうだぁ〜」というので、父を一緒に連れて行きました。そんなわけで、親子揃って"抜歯"となりました(苦笑)。そんな地元の歯医者さん。受け付け早々に父を見た瞬間!「木内さんですか!テレビ観ました!!」という第一声が☆

 「おはよう日本」に出たことで、父もすっかり“にわか有名人?”になってしまったようです(笑)。しかも帰りには父にプレゼントが☆ 女性スタッフから「これを・・・」と“入れ歯洗浄剤”を頂きました♪ 父の周りは本当に心暖かい優しい人たちばかりです・・・☆ だからこそあえて言いたい・・・戦争なんかいらないと。
 (画像はテレビ放送のキャプチャーで著作はNHK・日本放送協会にあります。)

旧ソ連抑留画集 NHK「おはよう日本」
  


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