かしわハート大使


2012年3月4日(日) 19:10
遅い春

 例年なら満開を迎えている「あけぼの山農業公園」の梅林ですが、今年やようやく咲き始めたばかり。今年は冬が長かったせいか、春がはってくるのが遅いようです。
 震災からもうぐ1年。あの日、震度6の地震にみまわれた地元柏市も、今ではほとんど元通りになりました。しかし、液状化の激しかった県内の被災地は、今なお震災の深い爪あとが残っています。それよりも遥かに大きな被害だった東北の被災地では、なかなか進まない復興に苦慮されていることと思います。
 しかし、長い冬もいつかは終わり、かならず暖かい春がやってきます。遅い春ではありますが、花咲きほこる春を夢見て日々前向きに歩んで行きたいですね。
あけぼの山の春/facebookより

2012年3月1日(木) 5:57
奇跡の人

 あの有名なヘレン・ケラーのことですが、昨夜のNHK『歴史秘話ヒストリア』はヘレン・ケラーのお話でした。“出会い”の大切さと“実行すること”の大切さをあらためて教えられたような気がしました・・・
 ヘレン・ケラーの初来日は昭和12年。彼女は箱根宮ノ下の『富士屋ホテル』にも宿泊されています。実は・・・その『富士屋ホテル』で彼女の泊まった同じ部屋に、私も宿泊したことがあるのです。もちろん偶然だったのですが、部屋には彼女が泊まったときのエピソードなどが紹介されていました。またホテルのロビーには、彼女が可愛がったというオナガドリが彫刻となって柱に刻まれていました。
 「最高にわくわくするのは、誰かのために生きるときです」。そんな伝説の女性が残した尊い言葉は時代を越えて今なお輝きを放っています。そして私も、ほんの少しでも彼女にあやかりたいと思った次第です・・・

2012年2月26日(日) 18:33
復興への祈り

 今日は利根川を越えて取手まで足を伸ばしました。今は取手では『取手宿ひなまつり』が開催されています。昨年夏にお知り合いになった『ゆめまっぷの会』のdakkoさんからのご紹介で観に行きました。お天気はいまひとつでしたが、縁日ということもあって市民や観光客で賑わっていました。
 『取手宿ひなまつり』のメイン会場にある“鶴のオブジェ”は取手市商工会女性部の皆さんが古着などを利用した手づくり作品です。もうすぐ震災から1年を迎えます。震災では常磐線沿線でも大きな被害を受けました。この“鶴のオブジェ”は、東北の美しさが戻り平和が訪れるようにと女性部の方々が願いをこめて作られたそうです。
 震災と雛祭りは時季が近いことから、今後は雛祭りが来ると震災を振り返り日々の平安のありがたさを感じることと思います。そして日本の古き良き文化が、祈りと共に後世に伝えられることでしょうね。
取手宿ひなまつり

2012年2月25日(土) 6:47
舞浜

 昨日は親戚の告別式がありました。最寄り駅は「舞浜」です。震災の被災地でもありますが、東京ディズニーランドの復興によって元通りになった感もありました。しかし、実際には街のいたるところに生々しい傷跡が残っていました。地元のタクシーの運転手さんに聞いたところ、震災以後、街の人口が減ってしまったのだそうです。傾いた家を手放さざるを得ない状況の人が多いのだとか。
 震災からもうすぐ1年。私自身の生活が元通りになることで、たった1年前の地震の記憶でさえ少しずつ薄らいできているのも事実。やはり震災の傷跡から、普段からの備えが重要なのをひしひしと感じた次第です。私たち日本人は、常に地震や火山噴火と共存しているのですから。

2012年2月20日(月) 21:14
罪と罰

 “罪と罰”の重さとは・・そんなことを考えさせられる事件の判決がありました。有名な「光市母子殺害事件」での死刑判決。裁判の争点になったのは、犯人が事件当時に未成年だったからとか。もし、成人年齢が18歳だったら、ずいぶんと状況が変わったことでしょう。
 私は成人年齢が18歳でも構わないと思っています。高校卒業と同時に就職した私は、18歳で大人たちと一緒に現場で働いていた社会人でもありました。仕事では先輩にこき使われ、勤務が終わると飲み会の世話係をさせられました(苦笑)。あまり良い思い出とはいえませんが、そんな経験を通じながら自分も社会の構成員であること、すなわち大人としての自覚が必然的に促さていたような気がします。
 “罪と罰”それのどちらが重いのかはわかりませんが、犯罪者を生み出さない社会を築くことの重さを感じてなりません。願わくば、大人が子供たちに範をたれる存在であってほしいものです・・・

2012年2月19日(日) 8:01
富士見坂

 “富士見坂”と名付けられた坂道は関東地方にたくさんありますが、私の家の近所にもそんな“富士見坂”があります。昨日の夕方、近所にある『富勢富士見坂』からきれいな富士山を見ることできました(それにしても昨日の夜は寒かったですが(苦笑))。
 ちなみに、この坂道も『関東の富士見百景』に数えられています。関東地方では学校の校歌にも富士山の名がよく登場するくらい親しまれている山ですが、近年では都市化によって“富士見坂”も失われつつあるそうです。
 ともあれ、昨夜は北風の吹く寒い夜ではありましたが、一昨日夜から我が家に来ている姉夫婦と一緒に、『富勢富士見坂』を下った先にあるイタリアン「サルーテ・ダ・エンドウ」でディナーを食べてきました!と〜っても美味しかったです♪ ちなみに、開店10分前に到着してしまいましたが、お店のご好意で中に入れて待たせて頂きましたました。ありがとうございました♪
関東の富士見百景/国土交通省関東地方整備局
「サルーテ・ダ・エンドウ」のディナー

2012年2月15日(水) 20:52
資源の無い国の“資源”

 今日のニュースで、メタンハイドレートの採掘が始まったと伝えられました。以前から有用なエネルギー源として注目されていましたが、ようやくその日を迎えたようです。日本近海はメタンハイドレートの宝庫とも言われています。資源の無い国ゆえに、未来を照らす明るい良い話題だと思います。
 天然資源もさることながら、やはり日本は工業立国。それには“特許”という知的財産も重要な資源です。昨年末の段階での国別の特許出願件数は、米国(約49万件)、中国(約39万件)、日本(約34万件)の順だそうで、残念ながら日本はついに中国に抜かれてしまいました。しかし、まだまだチャンスはあります(ちなみに“商標”の出願件数第1位が中国というのも不思議ですが(笑))。
 資源の無い国の“資源”とは、国民の“英知”でもあります。もうすぐ震災から1年ですが、そんな今こそ我々の英知による底力を発揮すべき時だと思います。

2012年2月10日(金) 21:46
星空から春を☆

 日本列島には寒気が居座り、真冬の寒い日が続いております。しかし、暦の上では春。関東地方も梅の開花の知らせもあり、長く寒い冬から徐々に春の気配を感じるようになりました。
 春の訪れを知らせるのは草花だけではありません。星空ものそのひとつです。この時季、南の地平線近くに明るい恒星が見られることがあります。それは「カノープス」で、和名を「めら星」と言います。「めら星」の“めら”とは、千葉県館山市に布良(めら)という地名があり、そこの漁民の間に伝わる伝説に由来があります。
 「柏プラネタリウム」では明日から始まる2月の投影で、そんな「めら星」の物語を父のイラストで投影します。プラネタリムの満天の星空から地元の春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか☆
柏プラネタリウム・2月の星物語で「布良(めら)星」を投影

2012年2月5日(日) 14:49
リアリズム

 昨日、千葉市にある「ホキ美術館」に行ってきました。日本初の写実絵画を専門に収集・展示している美術館です。先日、銀座の「渚画廊」で開催されていた島村信之氏の油絵も数多く展示されていました。そして何より、写真のごとく緻密に描かれた絵画の数々に圧倒されました。
 現代では美術分野の広がりによって様々な絵画表現がありますが、見たままに描く“リアリズム”とは美術の本質でもあります。また、作品の緻密さゆえに1つの絵を数ヶ月かけて描くとのことですが、どのような表現手法であれ大切なのは、作品に込められたテーマでありメッセージだというのをあらためて感じ入った次第です。
 そんな私も、ホームページを始めたきっかけは自らの油絵作品を紹介するものでしたが、すでに3年も絵を描いておりません(苦笑)。今年は何か描いてみようかな・・・
ホキ美術館

2012年2月3日(金) 21:03
北北西に進路を取れ

 その昔そんなタイトルの映画がありましたが、節分の今日は恵方巻を食べた方も多いかと思います。と、言うわけで、今年の恵方は北北西だとか(笑)。ともあれ、暦の上では明日から春ということなので、今年の寒い冬から早く抜け出したいところですね。ちなみに、今朝の柏の気温はマイナス6度・・・(さぶっ!!)
 数々の自然災害に先の見えない経済。まさに冬真っ只中といった今日この頃ではありますが、冬の次には必ず春がやってきます。今年の恵方の北北西に進路を取って、明るい未来に歩んで行きたいですね♪


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