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2008年5月11日(日) 18:55
探究心の素晴らしさ！

　先日の金曜日のことですが、六本木の新国立美術館は夜間開館をやっていて、その日の夜は開催中の『モディリアーニ展』を観に行きました。２０世紀初頭、３０代半ばにして生涯を終えた不運な画家の絵は、その後のアーチストたちに多大な影響を与え、今なお多くの人から愛されています。この『モディリアーニ展』では、あの独自の画風に至る過程がとてもよくわかりました。
　何事もそうですが、“探究心”というのはプロにとって大事なことなんだなぁと、つくづく感じ入った次第です。何より“美術って素晴らしい！”とあらためて感じた週末の夜でした♪

2008年5月10日(土) 10:18
“有害サイト”ではないのに・・・

　胡錦涛主席は訪日の全ての日程を終え、本日帰国されるとのこと。政治的話題を日記にコメントしたくはないのですが、たった一つだけ個人的に言いたいことがあります。私の運営するＨＰは“有害サイト”ではありません。
　私の運営する父のイラストＨＰ『旧ソ連抑留画集』は、海外にお住まいの親切な翻訳ボランティアの皆さんの手によって、ロシア語、英語、イタリア語に翻訳され、インターネットを通じて世界の多くの方々が観に来て下さっています。ＨＰのアクセス履歴をみると、世界の主要国をはじめ、南太平洋の小さな島国からもアクセスがあります。たくさんの方に観て頂けて本当に幸せに思います。
　そんな中、唯一アクセス履歴のない国があります。それが中国なのです。どうやら、『旧ソ連抑留画集』は、中国のポータルサイトからブロックされているようです。つまり、私の発信する情報は中国人民にとって“有害”だと判断されているのでしょう・・・
　中国でのインターネット人口は、アメリカを次ぎ世界第２位だそうです。そんな目覚しい発展にもかかわらず、中国の方が誰一人観に来て下さらないのは、何か寂しく悲しいものを感じてなりません。情報とは、良くも悪くも“知る権利”が誰にでもあるはずです。自国民に“知る権利”を与えないのは、いかがなものかと思います。
旧ソ連抑留画集/日本語版

2008年5月8日(木) 20:55
ルパン倒壊

　深夜に茨城県で震度５弱の大きな地震がありました。我家は震源に近かったので、かなりの揺となりました。並んで立っていたＵＦＯキャッチャーの景品フィギュア、“ルパン”、“次元”、“銭形のとっつぁん”は、倒壊してご覧のような無惨なありさま・・・
　ともあれ、家族にケガが無くてホント何よりです。その後は、明け方まで続いた余震でまったく安眠できませんでしたが、忘れた頃にやってくる地震の怖さを感じた夜となりました。皆さんのご家庭も倒れそうなものがあったら耐震補強をしておきましょうね。

2008年5月6日(火) 16:14
ＧＷ、終わり・・・

　今年のＧＷは、あまりお天気が良くなかったのですが、今日は朝から“五月晴れ”です。帰省していた姉家族は今日帰りました。連休中は姉家族を連れていろいろ歩き回って疲れたせいか、お天気の良い日にもかかわらず、家にひきこもっております（苦笑）。ともあれ、今週は３日出勤すればまた週末の休みになるので、明日は元気な顔で出勤したいと思います。
　ところで、昨日は隣街の我孫子市の布佐に行きました。はじめて訪れた「相島芸術文化村」は、なかなか歴史深い面白いところでした。古いものが役割を変えて今も在り続けるのは素敵なことだと思います。写真は歩いている途中に出会った猫です。
相島芸術文化村

2008年5月5日(月) 8:30
驚愕！ＧＷ

　今年のゴールデン・ウィークの特徴は遠出よりも近場の観光地に行くことのようですが、昨日はまさにそれを象徴するような出来事を目撃しました。
　我家は、姉が家族を連れて帰省中なので、昨日は隣街の野田市に案内しました。“醤油の街”として知られている野田市内の名所旧跡を徒歩で観てまわり、県内きってのツツジの名所「清水公園」に到着しました。しかし、ここで見たのは目を疑うような驚愕の光景！！ここは渋谷か原宿か！？写真はその「清水公園」で撮ったものですが、おびただしい人！人！人！・・・
　人気のアスレチックコースも大渋滞で、コース設備も人間の重さで壊れてしわないかと心配になります。アスレチックの入り口にも延々と続く大行列（写真右）。アスレチックコースは定員というのはないのでしょうか？？さすがに我々もこの恐るべし光景を見たとたん、すぐに柏に戻りました（苦笑）

2008年5月4日(日) 0:36
まさに“美の山”！

ゴールデン・ウィークの後半の連休初日の今日は、帰省ラッシュもピークだそうですね。今年は海外よりも国内旅行が人気とのこと。そんな私も近郊の観光地へ足を伸ばしてみました。埼玉県秩父市にある“美の山公園”では今、ヤマツツジが見頃を迎えています。公園内にある「ツツジ園地」では、ヤマツツジの見事な群生を観ることができました。ヤマツツジは地元のお寺の境内にもしばしば見かけられる花ですが、これほどの群生を観たのは初めてだったので、とっても感動しました♪

2008年5月1日(木) 21:27
未完の絵

　“絵”というものは、画家が筆を止めたときようやく完成します。完成を宣言することで、その絵が他人から評価されます。人の一生もそれとよく似ています。“人間の完成”を宣言する瞬間はその人が死ぬとき、すなわち精一杯“命”を全うしたときではないでしょうか。人は自分の未熟さを補うために、迷ったり悩んだりしながら人それぞれの身の丈にあった完成に向けて頑張っているのだと思います。
　最近、硫化水素自殺のニュースが多くなりました。自殺は“完成の放棄”であって、未完のものは評価に値しません。ましてや他人を巻き込むなんてもってのほかです。ＧＷ後は鬱積した様々なストレスから心を病む人が多くなると言われています。何より元気な顔で連休明けの社会生活を迎てほしいですね。
　写真は、西新井大師前の甘味食堂で食べた“クリームみつマメ”です。この日も暑かったので、とっても美味しかったです♪明日はだいぶ気温が下がるようなので、連休中に風邪をひかないように気をつけたいと思います。
西新井大師

2008年4月29日(火) 23:20
昭和の日

　“昭和の日”の今日、東京足立区に開業した「舎人ライナー」に初乗車しました。また足立区西部に足を運ぶのも初めてで、ちょっとした旅行気分を味わえました。交通手段をバスだけに頼っていた足立区西部の人にとって新交通システムの登場は嬉しいことでしょう。
　今日はそのついでに“ふるさと”を歩きました。今は柏市民でありますが、私は葛飾区生まれの足立区育ち。少年時代を過ごした足立区青井町は、３５年前まで暮らしていた場所です。かつて住んでいた平屋の都営住宅は児童公園になり、周りの景色も当時の面影を偲ぶものは殆どありません。私にとっての“昭和の日”は３５年という時の長さを感じた日になりました・・・。そして今、私にとっての“ふるさと”とは、ここ柏であることを実感した次第です。（写真は、商店街のはずれにある銭湯です。今も営業していました。）
舎人ライナー　舎人公園

2008年4月26日(土) 22:35
星に願いを★

　巷では硫化水素の自殺連鎖や、平和の祭典には程遠い聖火リレーなど、何とも憂鬱になるような話題ばかりが続いてますが、今日はそんな憂鬱さを吹き飛ばすほど素敵な方々と出会えました。
　地元柏市にある“柏プラネタリウム”は全国で２番目に小さいプラネタリウムです。その運営はすべてボランティアによるもので、私と父も前々からご協力させて頂いておりました。今日はそのプラネタリウムに“千葉テレビ”の取材があり、私たち親子も招かれました。
　女性の新リーダーになってから初めてのプラネタリウム投影を拝見させて頂きましたが、約１時間の番組内で、心のこもったスライド上映をはじめ、星空の下でフルートの『星に願いを』の生演奏があったりと、そのエンターテイメント性の高さにとっても感動しました！！そして何より、笑顔のさわやかな若いスタッフの皆さんの活躍に心を打たれました。
　来月は『天の岩戸物語』という新番組が投影されます。これからもスタッフの皆さんにご協力させて頂きたいと思います。お近くにお住まいの方は、ぜひ５月は“柏プラネタリウム”へ♪
柏プラネタリウム　星ものがたり

2008年4月24日(木) 21:08
時計仕掛けのオレンジ

　インターネットは、人類が手にした最高に豊かなコミュニケーションツールだと思います。私自身もインターネットを通じて、心優しい方々と大勢出会うことができました。本当に嬉い限りです。しかし、こうして常にインターネットの素晴らしさを自らのサイトで説いている一方で、世間では何ゆえ悲しい事件が起こるのでしょう・・・
　昨日は、私の愛する地元柏市で、少年たちによる残忍な事件が起こりました。インターネットの自己紹介サイト「プロフ」の書き込みをめぐって、中学生を金属バットで殴るという殺人未遂事件でした。しかも驚くべきことは、被害者も加害者も面識がなかったということです・・・。常識を逸脱したまったくもって理解不能な事件に、ただ悲しい気持ちになるばかりです。若者たちの奇異な犯罪はまるでゲームでも楽しむかのよう。映画『時計仕掛けのオレンジ』のような暴力的な未来世界が現実になったと錯覚してしまうほどです・・・
　もちろん、こうした事件はごく稀だと思います。何より、インターネットが奇異な犯罪の温床になることだけは絶対に避けるべきでしょう。そのためにも、大人たちが“良い情報”“楽しい情報”をより積極的に発信していくべきと感じる今日この頃です。