相島芸術文化村

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　　現在１４代目となる井上家は、３代までは江戸の商人だったそうですが、享保の改革に合わせて江戸城への出入り商人の地位を捨て、屋号を相島として手賀沼干拓事業に尽力されました。その井上氏の屋敷を一般公開し、様々な芸術イベントが行われています。建物は登録有形文化財です。

平成20年５月５日撮影

主屋

当主の住まいを各種イベントの場として活用しています。内部には江戸の特徴を残す数々の部屋があります。

貝合わせの展示

庭塀

江戸の由緒ある遊具を、お茶を飲みながら観賞することができます。

主屋の庭を囲む庭塀にも屋敷の風格を感じます。

新土蔵

ギャラリー月光倉

敷地内には２つの蔵があり、二番土蔵（しじみ蔵）は嘉永四年（1851年）で、写真の新土蔵は昭和の建造です。

右の新土蔵の内部。現在はサロン、音響効果の良い演奏会場として活用されています。

旧漉場

かつては干拓にかかわる男たちの仕事場や宿舎として使用されていたそうです。現在は、おしゃれな喫茶となっています。