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2011年3月16日(水) 22:05
日本の誇りをもって

　日々報道される震災のニュースに悲しみが増すばかりです。凄惨すぎる災害ゆえに、被災者の方々をどのように慰めるべきかわからないのですが、海外のメディアでも取り上げられているように、日本人の秩序ある行動と助け合いの精神は“国の宝”でもあります。少なくとも日本人そして日本を愛する多くの人々が“日本の誇り”をもってすれば、きっと希望の未来が見えると信じています。
　写真は、最寄の交通機関が動かなくなった１４日に、徒歩で柏市街に向う途中のスナップです。大堀側の釣り人がシラサギに釣った魚をあげていました。シラサギのような警戒心の強い野生動物が、ここまで人に馴れるというのにも驚きました。悲惨な報道ばかりの毎日だっただけに、何かホッとさせられる光景です。北柏橋の畔にある常夜燈の脇には桜が咲いていました。被災地にも早く灯りがともることを願って止みません。
呼塚河岸の常夜燈

2011年3月13日(日) 13:10
大地震から２日

　３月１１日の午後、大地震が東日本全域を襲いました。幾度と押寄せる大津波と原発の故障という、かつて経験したことのない未曾有の危機が一層の不安と緊張をもたらしています。地震直後に首都圏では交通機関が麻痺し、都内に勤務する私が自宅に戻れたのは地震から２日経った今朝のことです。
　自宅のある柏市は震度６弱だったことで我が家も惨憺たるものでしたが、家族とも無事だったのが何よりです。しかし、東北の甚大な被害状況が明らかになるにつれ、毎日の無事を当たり前のように思い込んでしまっているのが実に愚かしいことであるのを思い知らされます・・・。今なお余震が続いておりますが、懸命の救助活動が行われている今、これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりですね。
　写真は地震直後の状況を家族が撮ったものですが、居間とキッチンの家具に耐震補強を施していたので、食器やガラスなどの破片が飛散せずに済みました。

2011年3月9日(水) 20:40
かつて訪れた空港で

　これはエセイサ空港でしょうか？YouTubeで見つけた動画で、アルゼンチンのブエノスアイレスの空港での出来事だったようです。相次ぐ飛行機の遅れにイラつく群集を落ち着かせるため、客の中にいたシンディ・ローパーが突如自らのヒット曲を歌い出し、イラついていた群集は彼女の歌でハッピーになったとか。私も昨年、仕事でここブエノスアイレスを訪れ、長旅でとても疲れた思い出があるだけに、こうしたエピソードには心和みます♪
　シンディ・ローパーといえば、８０年代を代表する女性シンガー。当時全米だけでなく日本を含む全世界から愛された女性シンガーでもあります。彼女の人柄なのでしょうか、大スターにもかかわらず人々を分け隔てなく音楽の輪に誘い、そして魔法のように皆の心を癒す彼女の偉大さに敬服ですね。
　かくして、職場ではやたらエラそうにしている高学歴者もいますが、彼女のような大きな人間性に比べて、狭くちっぽけな世界だけで威張りちらす小心者たちが滑稽に思えてしまいます（苦笑）
　

2011年3月6日(日) 23:01
みみっちい話題

　外務大臣が辞任されたとか。で、その理由は５年間で２５万円の献金があったからだとか。違法を指摘されたからといって辞めるほうも辞めるほうですが、国難を乗り切るための議論をする国政の場で、“みみっちい”ことに目くじら立ててツッコむ野党もいかがなものかと思います。
　ちなみに先週、政府から父に「特別給付金」が届きました。先の戦争によるシベリア抑留者の戦後６６年経っての補償というとで、２５万円が口座に振り込まれました。こうした金額が２５万人以上（推定数字で一説では３０万人以上）もの死亡者を出した抑留の“命の値段”として適当かどうかは、生存者の少ない今となっては比較するものが無いのでよくわかりません。少なくとも外務大臣の辞任のきっかけになった献金額に近いとだけは言えるかも（苦笑）
　ともあれ、金銭問題とは関係者がその事象をどう受けとめて判断するかによるのでしょうね。そんなこんなで、国家規模の話題としてはなんとなく“みみっちい”ものを感じてしまう今日この頃です・・・

2011年3月4日(金) 21:30
梅香る朝

　今年の梅は、花が咲くのが少し遅いような気がします。おそらく今冬の寒さの影響なのでしょう。今朝も氷点下の寒さでした。そんな寒い朝でも、咲いている梅の香りに春の訪れを感じます。
　しかし、こうして遷り行く季節や花を愛でるのも、日本の国が平和だからかも知れません。自由を求める諸外国の人々にとってはそれどころではないでしょう・・・
　民主化運動から入学試験のカンニング事件に至るまで、この頃はインターネットが深く関わる出来事が多くなりました。この便利な道具は多様な進化の過程にあるのだと思いますが、願わくば人の心に平安をもたらすものであってほしいですね。

2011年2月28日(月) 21:29
技術変われど・・・

　今週は雛祭り。しかし季節の変わり目につき寒暖の差が激しいため、健康管理には十分気をつけたいところです。
　ところで、古いことわざに『相手変われど主変わらず』というのがありますが、人はいつの時代も同じなのかも知れません。ニュースで話題のように、大学入試のカンニングにインターネットの技術が遺憾なく発揮されたとか。まさにことわざ通り、人間の進歩の無さに呆れてしまいます・・・
　高卒の私には縁のなかった入試ではありますが、ある意味で不正行為をする側のズル賢さ（？）も試されているのか？。何より、今回の場合はインターネットということで、使用している端末のＩＰアドレスがしっかり記録されてしまう訳ですから、賢いのか馬鹿なのか良くわからない犯行のようです。
　ともあれ、リアル社会を逞しく生きていく以上、時にはある程度のズル賢さも必要ですが、大学入試など“人生における大事な場面”ではフェアプレーを心掛けましょうね！

2011年2月24日(木) 21:42
高い志をもった人々が・・・

　ニュージーランドのクライストチャーチを襲った大地震は、日ごとに凄惨な被害状況が明らかになってきているようです。政府専用機で到着した国際緊急援助隊も、救助作業を開始したそうですが、一人でも多くの生存者が救出されるのを願うばかりですね。何より、日本人の行方不明者の多くは語学留学生とのこと。世のため人のためを思う高い志をもった人々が何故このような惨事に遭わなければならないのか・・・あまりにも理不尽です・・・
　強権的な支配者による一般市民への暴力という人災もあれば、今回の大地震ような防ぎようのない天災もあります。２１世紀初頭でありながら、最近の出来事は何か世紀末的な破局感を感じずにはいられませんが、数々の悪い局面であっても人々の高い志と英知がそれらを乗り切ってほしいと願って止みません・・・

2011年2月20日(日) 21:09
大切なのはコミュニケーション

　今日まで職場の先輩の個展が行われていました。定年退職を間近に控えた先輩の個展ということもあって、職場関係者の方々からのたくさんのお花がありました。人生の節目にこうしたイベントを企画されるのは本当に素晴らしいことだと思います♪
　かくして、職場もここ数年で世代交代が急速に進行しています。そうした中で、職場から優れた技術が消滅し、悪しき風習だけが残ってしまうという最悪な状況だけは避けたいと願うばかりです（苦笑）。何よりも大切なのはコミュニケーション。それは職場に限らず、今の社会に最も必要とされているものではないでしょうか。
　中東諸国では一般市民による体制への不満が爆発しているようですが、どのような社会においても支配層（あるいは経営層など）と一般層の溝が深いほど未来へのダメージは深刻なのですから。

2011年2月19日(土) 8:34
授賞式

　昨夜、とある技術学会の授賞式がありました。下の記事の通り、私の同僚とその研究グループが表彰され、私も同席させて頂きました。どこか閉塞感のあった職場にとって、久しぶりの明るいニュースとなりました。
　ちなみに、今回の受賞は新しい技術なので、研究・開発が成就するのにはまだ長い時間がかかります。よく著名なスポーツ選手たちは、どんなに良い結果であっても「これは通過点に過ぎません」と答える方が多いようですが、それと同じく何事もさらに高い目標を目指して歩むことが重要だと感じる次第です。ともあれ、月曜日は職場の仲間たちに良い報告ができそうです♪

2011年2月11日(金) 9:34
嬉しい知らせ

　今日は建国記念日ということですが、いつどのように建国されたのが謎というのも日本の奥ゆかしさ（？）なのでしょうか（笑）。むしろ、天然資源の乏しい日本は“科学立国”であることを世界に示すことが重要なのを国民の誰もが認識しているところでしょう。
　一昨日、とある技術学会からお知らせがありました。同僚が「研究発表奨励賞」を頂くことになったのです！共同研究者である私や仲間たちもこの嬉しい知らせに大喜びです！ちなみに表彰式は来週末で、私も同僚の表彰に立ち会います♪
　よく「三人寄れば文殊の知恵」と言われますが、今回の表彰はまさに仲間同士の知恵の成果でもあります。皆が心通わせ、そして力を合わせて前に進むことが何よりも大切であることを、あらためて感じ入る今日この頃です。