木内信夫氏ミュージアムトーク


 平成31年4月21日(日)。父・木内信夫によるミュージアムトークが行われました。“ユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶:Memory of the World)”とは『アンネ・フランクの日記』や『ベートーベン直筆の楽譜』など、未来に残すべき人類の記録の数々です。そんな人類の宝として、父の絵が登録されたのは4年前のこと。そして父は、世界にも希な記憶遺産の"生存作家"となりました。

 舞鶴引揚記念館では、より良い状態で残すため専門家によって適切な処理が施されたのち、新たな設けられた収蔵庫に大切に保管されることになりました。父の絵は保管第1号。作者本人が見守る中での収納作業を、多くのメディアの方々も取材に来られました。柏の我が家にあった絵が、手袋をつけて大切に収納されてゆく様子を、私自身も感慨深く見学させていただきました。どうか未来が平和でありますように・・・ (2019.4.29)

平成最後の舞鶴への旅

京都新聞にインタビューが掲載

旧ソ連抑留画集


長嶺学芸員の進行で、インタビュー形式で説明しました。

長期保存処理を施した木内信夫の記憶遺産イラストの数々。

皆さんが見守るなか、慎重に絵を取り付けていました。

多くのメディアの方々の取材を受けながらの収納作業となりました。


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