東京都慰霊堂「春季慰霊大法要」に参列


平成24年3月10日 (文/HP管理者 木内正人)

昭和20年3月10日は「東京大空襲」のあった日です。爆撃機B-29による焼夷弾の絨毯爆撃で10万人のも人命が奪われました。「東京都慰霊堂」では毎年「春季慰霊大法要」行われ、平成24年3月10日は私の両親も参列しました。「東京都慰霊堂」の旧名は「震災記念堂」で、もともとは「関東大震災」の犠牲者を弔う目的で建てられたものです。父は「関東大震災」のあった大正12年生まれ。震災直後の混乱の最中にある東京赤坂で生まれました。父にとっては震災、戦災ともに切っても切れない縁のある出来事です。

奇しくも参列した翌日3月11日は「東日本大震災」からちょうど1年。幾たびもの災害に遭いながらも逞しく立ち上がってきた日本。「東京都慰霊堂」は、そんな日本の復興を見守ってきたモニュメントでもあります。軍人だった父は犠牲者たちに“挙手の礼”をもって追悼していました。

東京都慰霊堂「春季慰霊大法要」

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