皆様からのメッセージ・４

皆様からのメッセージ・４

　偶然でしたが、とてもいいＨＰに出会うことが出来て嬉しいです。わたしの祖父もシベリアにいましたが、あまり話しも聞けないまま他界してしまいました。人間味あふれる、優しさの伝わる絵を拝見させてもらい、これらの絵を通じて少し祖父に近づけた気がします。これからシカゴ大で社会心理学をします。その最初が「ナチズム」の心理です。（その資料を探しているときこのＨＰに出会いました。）戦争を抑制するのは、イデオロギーでも理論でも、難しい言葉でもなく、その悲惨さを身近なものとして知ることから始まると思います。平和ボケしている私達に、これからも、そのメッセージを伝えてください。
（ＮＫ　1998年4月5日）

　若い人に見てもらえるのがとても嬉しい。真実も嘘も時が経つにつれ、大きくなるか消えてしまうかです。早く忘れたい過去、忘れられない過去、忘れてはいけない過去とありますが、私の体験は忘れてはいけない過去として子から孫に伝えてあげたい。そして不幸にして還れなかった戦友のためにも…。あなたもシカゴ大しっかり勉強して下さい。その成果を期待しております。
(信夫）

　偶然拝見しましたが、胸が一杯になりました。私の祖父は戦時中マレーシアに行っていましたが、話を聞く間もなく他界しました。今も、宗教戦争など、争いはたえませんが、一時でも早く、世界が平和になることを願います。本当に、貴重な体験を教えていただき、有難うございました。
（あき　1998年 3月5日）

　最近この寒さで戦友達が次々と他界してゆきます。平和という戦争の中休みがあって、世の中が若い人達に変わってゆきます。でも、あなたの様にお爺さんの事もあり、世界の平和を心より願っている人に出逢えたことが何より嬉しく思います。我々が死に絶えても、きっと旧ソ連の話は生き残ることでしょう。
(信夫）

　貴重な体験をインターネットで拝見できたことに感慨を覚えます。抑留の御体験、ご苦労様でした。このホームページで、亡くなられた六万人の方々の霊が少しでも安らいでいただければ、と思います。シベリアから列車で帰還途中、朝鮮の港に着いて「もうじき日本だなあ」と安心して気落ちし、そのまま亡くなった若い兵の方もいるそうです。
（高越良一　http://www.valley.ne.jp/~zzr400/　1998年 3月3日）

　抑留体験者は皆苦労したと思いますが、日本国内にいた人も同じくらい苦労したと思います。戦争に敗けた国の惨めさは誰でも同じで、きっと貴方の御両親もご苦労なされたことでしょう。子供達だけはこのような体験をさせぬよう心掛けましょう。
(信夫）

　歴史に関するホームページを最近よく見ますが、木内さんの作品に出会い、ついついすべての絵をひとつずつ声を出しながらよんでいきました。「畳だ畳だ」で思わず涙がこぼれてしまいました。戦争の体験はありませんが、亡祖父は満州からの引揚者で、幼い頃から体験談をしばしば聞かされており亡き祖父を思い起こさせていただきました。ありがとうございました。
（March　1998年 1月17日）

　私の抑留体験は決して無駄だとは思って居りません。もっとも生きて還れたからもあります。自分でも絵がうまいとは思いませんが、これを息子に見せたら戦争を知らない人にも、とHPに載せてくれました。見てくれた人々に感激されてとても嬉しいです。
(信夫）

　木内さん。ありがとうございました。私は、大阪府で中学校の社会科の教師をしております。シベリアには、学生のころから、何となく、あこがれをもっており、いつかは、シベリア横断鉄道で旅をしたいと思っておりましたが最近になって「内なるシベリア抑留体験」（多田茂治）を、読んで、自分の生半可なあこがれとは、ほど遠い体験をした人々の生き様が、シベリアの地にあることを知りました。たまたま、私の勤務する校区にも、シベリア抑留を体験された方がおられ、その方の紹介で?ﾉﾙ?ｸに行くという話ももちあがっております。さまざまな方々のシベリアに対する思いが知りたい。そんな思いで、木内さんのホームページにもアクセスをしました。作品では、日本兵の姿が生き生きと描かれており、暗い絶望的なイメージだけではなく、たくましく生きる日本の人々を学ばせていただきました。それでも現実には、きびしい生活環境、いつ帰ることができるのかという不安で、肉体的にも、精神的にも大変なご苦労であったと思います。また、機会があれば、さまざまなお話を聞かせていただきたく思います。どうも、ありがとうございました。
（高島敏彦　1998年 1月12日）

　このように先生方に知っていいただく程嬉しいことはありません。私達元兵隊さんは毎年減って行きます。私の数知れた戦友でさえ年に１０通の訃報があります。先生も身近に戦争体験者が居りましたら、死なない内に聞いてあげて下さい。聞く人によってすごい話が出ることがありますよ。そして時折生徒の皆さんにも話してあげて下さい。人の生き死に程感動的なことはありません。まして戦いにおいてはなおさらのこと。
(信夫）
　ご感想ありがとうございます。未来を担う子供達が平和に暮らせるために、当ページが役立ってもらえれば幸いです。
（「旧ソ連抑留画集」ＨＰ管理者　木内正人）

　ひさびさにいいページに出会いました。
（Tomizawa Kenichi 1997年 11月30日）

　ありがとうございます。このページを開設できたことは本当に良かったと思っています。
（「旧ソ連抑留画集」ＨＰ管理者　木内正人）

前のメッセージを見る次のメッセージを見る