皆様からのメッセージ・3
大変楽しく、感動しながら拝見しました。我が家でもシベリヤ抑留の兄や姉がいますが話に聞いただけではイメージがはっきりしませんでした。戦争のさなかにあっても人間は人間であることを感じさせてくれます。ありがとうございました。
(坂本 昌 1997年 11月29日)
洋の東西を問わず、人間の感え方なんてどこの国でも同じです。環境の為か、国民性が多少違っても友情は変わりません。世界中の人が仲良く出来る筈です。
(信夫)
第二次世界大戦で、旧ロシア軍タシケント収容所におられた方で無事に日本へ帰られてる方、また106号部隊慰霊塔を建てるのに参加された方、お話をお伺いしたいので、アクセスお願いいたします。
戦死者名:森 松美
(鈴木啓一 RXX07073@niftyserve.or.jp
1997年 11月9日)
私の居た収容所はキエフに近いところでした。スラビアンスク、クラマトールなど小都市なので世界地図には載っていません。残念ながらタシケントには居ないのでわかりません。
(信夫)
シベリヤ抑留の話は、小説「不毛地帯」を読んで知りました。抑留の厳しさを今回拝見し、あらためて認識したしだいです。戦争の歴史を風化させず、国民として正しい知識を得るための貴重な資料だと思いました。
(YOSHIHIRO 1997年 10月26日)
「不毛地帯」とは又ひと味違った兵隊さん達の敗戦後始末の見たままを描いてみました。戦争という我々将兵の大失敗を後世に残して反省してみよう。
(信夫)
親と子は、感じることが似ているのでしょうか?
わたしはそうかんじました。
(三田 1997年 10月17日)
子が親に育てられる以上、物事の考え方や感じ方は似てくるでしょう。しかし、戦争時代のように親の世代に理解できても子や孫の世代に理解できないものが必ずあります。インターネットがこうした世代差を縮めてくれるかもしれませんね。
(「旧ソ連抑留画集」HP管理者 木内正人)
木内信夫氏が体験された事実は、大変興味深く、良く出来たホームページだと関心しました。私なら、この様な極限に近い状態では、飯を得る事に神経が集中し、絵を描く余裕など無くなると思います。それからシベリア抑留を強いられたのが日本人だけでなく、ドイツ人やマジャール人なども居た事は知りませんでした。これらの絵のストーリーを映画にすれば、とても面白くかつ意義の有る作品が出来るのではないかと思います。このまま埋もれてしまうには、勿体無い話ですよ。これは。ところで、一つ疑問点が有るのですが、シベリアで捕虜になっている間に、絵の具とか絵を描く時間とかはどうやって作ったんでしょうか?それが不思議に思いました。
(そうそう。偶然とは言え、私は我孫子高校出身です。今は名古屋に住んでますけど。)
(小田島 正人 1997年 10月12日)
息子のHPに載せたおかげで10代から70代の方々にも見ていただき、描いてよかったのだなと今は思っています。疑問点についてお答えします。私は15歳頃から絵日記を描いておりましたので、抑留中も1本しかない大切な鉛筆で時々描きましたが、帰国する時にソ連兵から諜報活動の疑いをかけらる可能性があったので全部捨ててきました。そして復員後、記憶をたどって又描きました。
(信夫)
多くの絵を拝見しておりまして、戦争を知らない私でも胸がいっぱいになりました。私の祖父の話では、祖父も抑留されそうになったそうです。祖父が友人の家を訪ねていたとき、ソ連軍が現れ、友人が連行されるのを知り「僕も一緒に行くよ」と言ったそうですが、友人がトイレに隠れろと言うので、連行されずに済んだそうです。しかし、その友人とは再会できなかったそうです。大学で歴史の勉強をして自分でも、それなりに知識があると思ってましたが、日本兵の方がウクライナまで抑留されていたことは知りませんでした。このホームページから多くを得ることができ、感謝しております。
(櫻井雅浩 1997年 10月10日)
若い人達に見てもらうくらい嬉しいものはありません。私の体験が後世に役立てばまた喜びも増します。世界中の庶民が戦争をしたいと思ってはいません。国家が本当に自国の民の事を思うなら、戦争はない筈です。これが私の体験から知った事です。
お友達の皆さんに教えてあげて下さい。
(信夫)
貴重な経験から生まれた貴重な画集ですね。敬意を表します。
(平井 1997年 10月9日)
大正に生まれた巡りあわせで戦争を体験しましたが、生きて還れた事にとても意義の尊さを感じています。不幸にして帰還できなかった戦友を思う時、涙します。
(信夫)
日本人が忘れてはならない貴重な歴史を残していただいてありがとうございます。三月にヨーロッパまでシベリア上空を飛びました。気の遠くなるように何時間もの延々と続く白いシベリアの大地。本当に恐怖さへ感じました。はからずも貴重な記録を拝見して、あの白い大地の中で我々の同胞が体験した辛苦に思いをはせています。
(山下 卓馬 1997年 10月1日)
こうして皆さんに見ていただけるとHPに載せた甲斐があります。他の皆さんにも再びこのような歴史をくり返す事のの無い様に話してあげて下さい。
(信夫)