開港１５０年を迎えた横浜。日本の近代化の歴史そのものである横浜には、それぞれの時代を刻む歴史建築物が点在しています。そのごく一部ではありますがご紹介いたします。

平成21年７月22日撮影

旧横浜正金銀行本店本館

明治37年（1904）竣工。横浜正金銀行だった旧館と、1967（昭和42）年建設で現在の正面玄関にあたる新館部分からなり、旧館はネオ・バロック様式の本格的な西洋建築です。

横浜市開港記念館

1909年(明治42年)の横浜の開港50周年を記念して、 市民からの寄付金を基に公募設計(コンペ方式)により建設されたそうです。神奈川県庁本庁舎(キング)、 横浜税関本関庁舎(クイーン)と共に、 横浜の3塔として、「ジャック」の愛称で市民に親しまれています。

神奈川県本庁舎

横浜税関本関庁舎

1928年(昭和3年)竣工。昭和初期に流行した帝冠様式の先駆けとなった建物だそうです。

1934年(昭和9年)竣工。塔の高さは51メートルあります。

赤レンガ倉庫

デートスポットとしても有名な赤レンガ倉庫。１号倉庫は1913年に、２号倉庫は1911年に竣功したものだそうです。大桟橋からは横浜みなとみらい21と重なったユニークな景色が見られます。