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2011年8月10日(水) 23:16
紳士の国

　イギリスといえば“紳士の国”のイメージ・・・が、しかし、今は大変なことになっているようですね。２０年前、ロンドン郊外の街カンタベリーでホームステイした経験がありますが、当時はとても暴動が起こるような雰囲気ではありませんでした。とはいえ、民族的なわだかまりのようなものを感じたことも記憶しています。スコットランドの人はイングランドの人をあまり良く言いません。連合国家の複雑さもあるようでした。
　さて、明日で震災から５ヶ月になります。未曾有の災害に遭いながらも暴動など一切起こらない日本は本当に素晴らしい国ですね。まさに、日本こそ“紳士の国”なのかも知れません。力を合わせ助け合うことを美徳とすべきと思います。
　右はそんな２０年前に描いた油絵で、スコットランドを訪れた際の思い出を描いたものです。たまには心穏やかに絵でも描こうかな・・・と、思ったりもしています（笑）

2011年8月8日(月) 21:38
過去最低

　昨日、柏市議会議員選挙がありました。議員さんたちにさほど期待するものはありませんが、取材（？）を兼ねて投票所となっている中学校まで投票してきました。予想はしていましたが、やっぱり投票所は閑散としていました。結果、投票率は37.62％で過去最低を記録したそうです。
　しかし、選挙について１０年前から思っていることですが、こうした投票率の低さは有権者の政治離れだけでなく、今の選挙の方法そのものが時代に合っていないような気がします。今は便利さが追求される時代です。わざわざ投票所に行かずとも、コンビニや郵便局などの公共のネットワーク端末、しいては携帯端末から投票できたりすれば、投票率も上がるかも知れません。
　もちろん、不正防止に関わるセキュリティの強化が課題にはなるでしょうが、今や革命までもがインターネットをはじめとする情報化が鍵を握っている時代です。政治参加のあり方にも何らかの進歩が必要だと思います。

2011年8月6日(土) 19:59
物事は結果論でしか・・・

　多くの場合、物事は結果論でしか評価できません。物事をどう評価するかは個々人の判断にゆだねられます。
　６６年前の今日、人類が初めて経験した核攻撃の破壊力と放射能汚染は、その後の世界に大きな影響を及ぼしました。そして今なお、様々なかたちで脅威となっています。この脅威は天災などの自然の脅威ではなく、人間がもたらしたものです。ゆえに、人間でしか解決できないものでしょう。
　ところで、最近では家畜や農作物からの放射線量が問題視されているようですが、１９６０年代は米ソを中心とする核実験の最中で、大気中の放射線濃度は現在の千倍以上。私の生まれた１９６４年は１万倍以上だったとか。クーラーもないので、もちろん窓は開けっぱなし。路上が土ホコリでもマスクも無し。間違いなくとんでもない量を吸引し内部被爆をしているはずです。
　そんな時代を過ごした子供たちも、今や４０代５０代の働き盛り。しかも何事もなかったかのように元気に生きているではありませんか。この結果をどう評価するかも個々人の判断にゆだねられるのでしょうか？・・・
（写真は２年前に家族で訪れた原爆ドームです。）

2011年8月3日(水) 19:29
賞の重み

　今日は節電対応のため職場がお休みでした。とはいえ、ここ数日は涼しい日が続いているので、電力需給もわりと余裕があるようですね。
　昨日の話題では「なでしこジャパン」の皆さんが“国民栄誉賞”になったとか。世界でも特に競技人口の多いスポーツでの優勝だけに当然のことだと思います。本当におめでとうございます。
　どのような表彰であれ、受賞というものは色々な意味で重要だと思います。しかし、悲しいかな私の職場では、そうした受賞をあまり評価してくれません。先日の学会での受賞も、「賞の重さがわかならい」と言われるほどです。これでは仕事仲間の皆のモチベーションが下がってしまいます。
　昨今、あらゆる産業で人材不足が叫ばれていますが、今最も不足しているのは“指導する側の人材”ではないか？と思う今日この頃です。

2011年7月31日(日) 15:01
節電対応の影響か？

　夏の電力需要を抑えるため、７月からの節電対応の勤務もようやく一ヶ月になろうとしています。一応、週休２日制を確保してくれるのはありがたいですが、変則的に休日が来ることによってペースが乱され、このごろは体が少々ダルいです（苦笑）ちなみに今日はお休みで、水曜日がまた休日となります・・・
　今年は手賀沼花火大会が中止になりましたが、来月は地元の夏のイベントはそれなりにあるようですね。写真は高島屋ステーションモールで開催中の「ペーパー・アニマルズ」のひとつで、東京藝大の学生さんが作ったそうです。
　ともあれ、ダルい日々ではありますが、お盆休みまで頑張って行きたいと思います（苦笑）

2011年7月28日(木) 14:36
雑誌『ぴあ』の思い出

　今日は節電対応のため、職場がお休みです。そんな訳で、家でのんびりと過ごしております。
　さて、雑誌『ぴあ』も最終号となり、何とも寂しい限りです。私にとっても『ぴあ』は思い出深い雑誌。今から３０年以上も前のお話ですが、私の高校生当時、『ぴあ』は隔金刊での発売でした。当時はややアングラ誌的なイメージもあり、事務所も学校の近所の猿楽町の路地裏にありました。
　当時連載されていた『パノラマくわん』という難解なパズルのコーナーがあり、その中で“お茶の水・水道橋オリエンテーリング”という奇妙な企画がありました（笑）。喫茶店や楽器屋などの看板の文字を目印に歩いて、キーワードを完成させるというものです。そしてゴールは猿楽町の事務所でした。暇な高校生だった私も参加し、その景品として事務所のスタッフに「豪華高級粗品（？）です！」と、このギンギラバッジ（写真）をもらいました（笑）
　ともあれ、移り行く時代の中で様々なものが生まれては消えますが、人々の娯楽を求める心は変わらないことでしょう。

2011年7月24日(日) 22:10
デジタルデバイドの日

　“デジタルデバイド”とは、コンピュータやインターネットなどの情報技術を使いこなせる者と使いこなせない者の間に生じる、待遇や貧富、機会の格差のことで、高齢者や貧困によって情報機器を持てない人々は、より困難な状況に追い込まれる現象を言います。
　テレビのアナログ放送が終了した今日は、ある意味で“デジタルデバイド”が鮮明に現れた日になったかも知れません。約６０年続いた情報配信が、今日を持って受信できなくなるのですから。かくして、我が家でさえ家族の高齢化によってそうなる可能性もありました・・・
　駅のタッチパネルの券売機の前で固まっているお年寄りのように、どうしてよいのかわからない人々も大勢いることでしょう。デジタル化は未来の翼ではありますが、その一方で取り残される人々もいます。なにか複雑な思いを感じる日でもあります。

2011年7月23日(土) 23:44
あの話題の映画を

　ようやく観ました！伝説的アニメの実写版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』。昨年の公開当初から賛否両論あった映画でしたが、観てナットクしました。確かにこれは賛否ありそうです（笑）
　娯楽映画としてはなかなかの力作で、役者さんたちの熱演にもとても好感が持てます。きっとオリジナルのアニメを知らない世代には大いに楽しめる映画だと思います♪　しかし、３７年前にアニメを観た私の世代には、若干（かなり？）違和感を感じるかも。イスカンダルまでの距離感、宇宙戦艦ヤマトそのものの存在感、そして抽象的な言い方ではありますが“昭和のノスタルジー”みたいなものがイマイチ弱い感じに思えました。
　とはいえ、映画としてのクオリティ高さは申し分ありません。このような映画が日本でも作れるようになったことは賞賛に値します！国産映画も間違いなく進歩していくことでしょうね♪

2011年7月18日(月) 18:32
朝から感涙・・・

　「海の日」の今日は嬉しいニュースから始まりましたね。休日も早朝に起床しているので、女子Ｗ杯決勝戦を後半戦から観ることができました。で・・・朝から感涙しました（苦笑）
　何より、今朝の出来事に勇気付けられた方はいっぱいいらっしゃると思います。皆で力を合わせ、そして可能性を信じることの大切さを重みをもって教えられたような気がします。うーん、自分も頑張らなくては！・・・とりあえず今自分にもできることは節電でしょうか（苦笑）。（写真は「サルーテ･ダ・エンドウ」にある東北の間伐材のお箸です。）

2011年7月16日(土) 20:38
グッドプレゼンテーション賞

　下のほうの記事にもあるように、先日とある学会でプレゼンを行いました。で！・・・なんと！！私がその学会から『グッドプレゼンテーション賞』を受賞してしまいました！！！まさか、自分が受賞するなんて思ってもみませんでした！！（苦笑）
　２５０件近い発表案件のある中、私のプレゼンが選ばれたことは本当に嬉しいです♪たとえがヘンですが、年末の紅白の出場歌手に選ばれたような気分です（笑）
　しかし、こうして得られた受賞は仲間で力を合わせて築いた成果でもあります。人は大いなるものに感動します。しかし、人はそんな大いなるものを創る力も備えています。どんなことがあっても人々が力を合わせて頑張れば夢はきっと叶うものだと思います。