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2010年10月10日(日) 13:32
平和の願いに国境なし

　季節の変わり目のせいか私は風邪をひいてしまって、この３連休は家で大人しくしています。そんな季節の変わり目はお年寄りの人も体に堪え、先日、父と同年代の親戚が亡くなりました。親戚はカトリック信徒でもあったので、葬儀はキリスト教式となりました。しかし、父にとって“同年代の死”は“戦友の死”でもあります。同じく戦場から生きて帰還した者として、火葬場では敬礼で見送っていました。
　ところで、今、世界的な話題となっているは中国人のノーベル賞受賞者でしょうか。しかし、肝心な中国の国内では報道規制によって知らされていないとか。前の記事でも書いたように、私の運営しているホームページも父のイラスト画集を含んでいることから、中国から“有害サイト”としてドメインごとアクセスブロックされているのに憤りを感じます。
　情報の垂流しもよくありませんが、知る権利を阻止するのはもっと罪なことです。平和を願う気持ちに国境などありません。そんな大人げないことは１日も早く止めてほしいと思う今日この頃です。

2010年10月8日(金) 21:32
講師

　最近、会社の業務命令によって新たに与えられた仕事があります。それは“講師”です。主に若年層の社員を対象とした教育訓練で、今後、私は講師の一人として授業を受け持つというものです。今日はその第１回目の講義でした。思えば、私も高校を卒業してすぐに今の会社に就職し、気がつけば３０年近く働いています。愛社精神のほとんど無い私ではありますが、これまでの業務で得た経験と知識を若い人たちに伝えることは、とても重要なことなのかも知れません。
　今日の講義の終盤で、一昨日の日本人のノーベル賞受賞の話をさせてもらいました。あくまで例え話としてですが、評価とは自分自身がするものではなく他人がするものです。私たちの会社にも世界が賞賛するテクノロジーがあります。どのような経営状態にあっても、他から高く評価されるものを持っているのを実感することが、社員のモチベーションを上げるものだと私は思います。そんな若き社員たちとのコミュニケーションは、私にとっても前向きな気分にさせてくれるお仕事でした。

2010年10月3日(日) 20:45
四半世紀の桜

　マンションの敷地内の桜の木が訳あって切られました。その切株の太さに年月を感じました。ここに引っ越してきたのは今から２５年前。その当時のこの桜の木は、まだヒョロヒョロっとした小さな木でしたが、いつしか毎年の春にはたくさんの花を咲かせるようになりました。
　そんな四半世紀に渡って愛されてきた樹木だけに寂しい限りですが、高齢化する住人の快適な暮らしのためは致し方のないことです。長い間楽しませてくれたこの桜の木に本当に感謝したいと思います。

2010年10月1日(金) 21:03
壮行会

　昨日は職場の同僚の海外出張の壮行会がありました。同僚の向かう先はスペインのバルセロナです。仕事の成功もさることながら、事前の準備が大変だっただけに出張間際あるいは出張中に体調を崩さないことを願うばかりです。ちなみに壮行会の幹事は私管理人で、「カレッタ汐留」の中にあるレストランのテラス席で行いました。
　何より、今年は本当に国際業務の多い年です。私管理人も５月にアルゼンチンのブエノスアイレスに行きましたが、その翌月には同僚数名がオーストリアのウィーンへ。そして今度はスペイン・・・。しかし、何より一番つらいのは出張に行く当人です。ハードスケジュールの中での業務遂行は本当に過酷で、この苦しさは行った者にしかわかりません（苦笑）。ともあれ、大勢のスタッフが協力して準備した仕事なので、仲間の代表として頑張ってもらいたいですね♪

2010年9月27日(月) 22:02
足湯でじんわり・・・

　先週まで真夏の暑さでしたが、急に秋がやってきたました。あまりに極端な冷え込みに風邪をひく人も多いようで、通勤電車の中も咳をしている人が目立ちます。ともあれ、日曜日の昨日は台風一過でとても良く晴れ、絶好の行楽日和になったようです。
　写真は塩原温泉にある「湯っ歩の里」という足湯ですが、適度な熱さの温泉がじんわりと筋肉の緊張をほぐしてくれてなかなか気持ちが良かったですよ♪。これから寒くなるにつれて温泉が一層気持ちよく感じるこことでしょう。近頃、隣国ともますます緊張状態にありますが、とりあえず温泉にでも浸かって緊張で硬くなった心と体をほぐすことも必要かと思います。

2010年9月20日(月) 19:26
見上げた視線の先にあるものは

　３連休の最後の休日は９月下旬とは思えない蒸し暑い１日でした（苦笑）。とはいえ、せっかくの休日なので都内に出かけてみました。そこは都内で最も有名な場所となった業平橋。地名を言うより、“東京スカイツリーがそびえ立つ場所”と言ったほうが良いでしょう。今現在の東京スカイツリーの高さは４６１メートルで、すでに日本で一番高い建造物になりました。しかし、それでも完成予定の高さの３分の２程度。本当に凄いものを建造しています！
　そんな日本一の建造物を一目みようと、連休最終日の今日も大勢の見物客で賑わっていました。何より目に付くのは一番高い場所にある大きなクレーンでしょう。そして、見上げた視線の先にあるものは“命を掛けて働く男たちの職場”なのです。大きなものに挑戦するからこそ、そこに大きな感動があるのだと思います。ともあれ、そこで働いている皆さん、くれぐれも事故の無いように気をつけて下さいね。
４６１ｍを超えた東京スカイツリー

2010年9月19日(日) 8:44
今年の紅葉は？

　先月末、雑誌『千葉ウォーカー』から依頼され、千葉県内の特集記事“紅葉最前線”に掲載される紅葉の写真を提供させて頂きました。写真を提供した頃は猛暑真っ盛りだったので、なかなか秋の気分にはなれませんでしたが、ようやく先週あたりからの秋めいた空気にめぐる季節を感じるようになりましたね。
　ところで、猛暑続きだった影響で今年の紅葉はどうなるのでしょう？　一般的に急激に気温が下がる年は見事な紅葉が観られると言われていますが、今年の夏の暑さは尋常ではなかったので、その辺りが何とも読めません。しかし、それはそれとして大いに秋を堪能したいと思います♪

2010年9月17日(金) 23:14
国境

　今週になって朝夕が涼しくなり、やっと秋らしくなってきましたね。そんな折、中国漁船の件で日中関係のほうはすっかり冷え込んでしまったようです。
　背景にあるのは国境問題ですが、おそらくこれはどちらも譲らないことでしょう。国境とは本当にやっかいなものです。しかし、本来なら国境があってはならないものにもそれがあります。中国政府が主導しているインターネットのアクセスブロックです。いわゆる“情報の検閲”ですが、知るべき権利のある国民に情報を伝えないというのはいかがなものかと思います。
　何しろ、中国は世界第２位にネットユーザーがいるにもかかわらず、私のドメインには一切アクセスがありません。おそらく父のイラストページ『旧ソ連抑留画集』が中国人民にとって有害サイトだとされているのでしょう。ベトナムなどの他の共産主義国や、ツバル共和国のような南太平洋の小国でさえアクセスがあるというのに、本当に残念で悲しい限りです。
　同じ黒い瞳と黒い髪、そんなアジアの隣人と心の底から仲良くできる日はいつになることやら・・・

2010年9月13日(月) 22:48
ダークマター

　今日のＮＨＫ『クローズアップ現代』のテーマは、謎の暗黒物質“ダークマター”のお話でした。確かに存在すると言われながらも、誰もまだその存在を確認できていないという正体不明の物質です。“これをどこの国が最初に発見するか！”ということに、日本の科学への期待がかかっているのだそうです。
　それにしても、他局では絶対に取り上げられないような話題を、ゴールデンタイムに放送してくれるＮＨＫも本当に凄いです！！（笑）。ともあれ、宇宙の根源、生命の根源、そして今ある世界が何なのか？？未知なるものを知れば知るほど、次なるロマンを求めたくなるのが人間なのかも知れませんね♪（写真は、フリーソフト「MITAKA」で表示した１０億光年遠くから眺めた宇宙の姿です。）

2010年9月11日(土) 7:54
直筆のメッセージ集

　９年前の９月１１日は台風による大荒れの天気。そして台風が去った後は美しい虹が現れました。写真は、まさにその時撮った１枚です。ヨーロッパへの出張を控えたちょうど一週間前のことでした。
　しかしその夜、ニューヨークからの生中継のテレビ画面からはこの世のものとは思えない恐ろしい光景が・・・。出張先でもその事件のショックは大きく、ヨーロッパ中が大騒ぎだったことを鮮明に覚えています・・・。人の心には光と闇が存在します。しかし、常に光あれと願う気持ちこそが大事なのではないでしょうか。

　先日、地元柏市で開催した父のイラスト展『旧ソ連抑留画集～木内信夫さんの想い』が終了し、「かしわインフォメーションセンター」より、観覧に来て下さった方々のメッセージ集を頂きました。そこにはたくさんのメッセージが直筆で書かれていました。人の心の美しさ、清らかさが、手書きの文字一文一文に込められていました。
　最近はアメリカの牧師による愚行などのニュースが世界的な話題になっていますが、公共メディアの多くは人間本来が備わる優しさの部分にはなかなかスポットをあててくれないようですね・・・。だから私はあえて、人の優しさにスポットをあてた情報をこれからも出来得る限り発信して行きたいと思います。　
　メッセージ集に記帳して下さった皆様、そして手作りの台紙を用意して下さった「かしわインフォメーションセンター」の万歳様やスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
イラスト展「旧ソ連抑留画集～木内信夫さんの想い～」メッセージ集