9月28日のドキュメント

写真・文/きうち


練習不足という言葉は、我々のキーワードとなりつつあります。今回も練習不足のまま臨んだ演奏会でしたが、選曲は今まで弾くことの多いものだったのでなんとかやり遂げることができました。とはいえ、あまり活動をキツしたくもありません。これまでどおりの緩さが大事だと思います。この緩さが20年以上も続いた理由でもありますので。

ともあれ、ボランティア演奏で特に重要なのは当日のリハーサル。この日も9時にはほとんどのメンバーが集まりましたが、残念ながらひとり欠けてしまいました。ほんださんが体調不調で来られなくなりました。その代わりご主人が応援にかけつけてくれました。本当にありがたい限りです。

我々のボランティア演奏会は“晴れの特異日”。過去40回の演奏会もほとんど晴れています。お天気が味方してくれるのもさることながら、メンバーのご家族のです。今回はながたさんのご主人も応援に来て下さって。楽器は車2台で運ぶことができました。会場も駐車スペースが充分あるので、今回に限っては運搬に何ら問題はありませんでした。

とりあえずは朝から練習。『川の流れのように』 と『涙そうそう』については三線メンバーにリードボーカルをお願いしました。ちなみに、今回は久しぶりに二胡と三線も弾きました。二胡については2年ぶりの演奏です(苦笑)

施設のほうもスタッフがかなり変わっていたようでした。私たちが歌詞カードを送ったのも遅かったのですが、施設側も前任者との引き継ぎが充分ではなかったようで、送ったはずの歌詞ガードが用意されていないというハプニングが!しかし、お年寄りの皆さんにはお馴染みの曲ではあるので、歌詞カード無しでそのまま演奏しました。もちろん、お年寄りの皆さんは歌詞ガード無しでも歌詞を覚えていたようです♪

応援に来てくれたのはリーダーながたさんのお嬢さんと孫。かつては親子競演もしたことがあるので、いつか親子三代による演奏も夢ではありません☆ 何より、ほんださんの孫を含めると、我々箏曲部にはすでに4人の孫がいます。そして我々も高齢者と呼ばれる時代が来るでしょう。親と一緒に参加した子供たちにとっても、ボランティア演奏会はきっと良い経験になっていると思います。


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