多助じいさんは、新しくできた畑で考えていました。
「さあて、いったい畑に何の種を蒔こうかな。大根がいいか、カブがいいか、芋がいいか、何がいいかな。さあ、そろそろ決めなくてはいかんの。」
そう考える毎日でした。
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