柏プラネタリウム「星空音楽祭」で“チェロとピアノ”の生演奏


平成22年12月25日 (写真、文/HP管理者 木内正人)

 全国で2番目に小さいプラネタリウムの「柏プラネタリウム」。そんなプラネタリウムの満天の星空の下でチェロとピアノの美しいクラシックが奏でられるという、とってもロマンチックがイベントが開催されました!
 夏にも同様の企画が開催されましたが、当初は昨年の12月の投影の『星空音楽祭』として企画されていたものでした。しかし、流行中だった新型インフルエンザの拡大防止のため、市側からの要請で12月の投影が中止となり、このイベントもお蔵入りになったという経緯がありました。しかし、今年はそのリベンジとして、満員のお客さんを迎えてついに実現することができました。演奏者は、私の老人介護施設でボランティア演奏の活動にもご参加下さっている「にっしー姉妹」。演奏曲は、『カッシーニのアベマリア』と『ショパンのラルゴ』です。しかもこの日はクリスマス☆!訪れたお客様にも良い音のプレゼントになればと関係者一同で結束して取り組みました。

 また今回の投影では、「かしわインフォメーションセンター」と「柏アートライン」のスタッフの方々もご来場下さいました。プラネタリウムは人と自然との関係を天体を通して学ぶ場です。科学を学ぶ場でもあり、豊かな情緒を育む場でもあります。そして未知なる星の世界を人々はどのように捉え伝えてきたかを知る場でもあるのです。そんな街の文化施設を多くの市民の方に知って頂きたいと思っております。何より、「柏プラネタリウム」を運営しているのはボランティアスタッフです。人々が力を合わせることで成し遂げるという大切さも子供たちに学んでほしいと思います。右の素敵なデザインのポスターは、「かしわインフォメーションセンター」のスタッフの方がデザインして下さいました。多くの人の優しさに支えられ、チェロとピアノの生演奏の投影を終えることができました。本当に心温まる素敵なクリスマスになりました♪

柏プラネタリウム かしわインフォメーションセンター 柏プラネタリウム・別館
   

直径6メートルのプラネタリウムのドームにチェロとピアノを演奏します。投影は午後からですが午前中からリハーサルです。

闇の中でピアノを照らす照明装置の準備。スタッフの手作りです。

星座盤で今夜の星空からみた番組タイムスケジュールをチェック。

投影前のリハーサルです。本番前に緊張感も高まります。

リハーサルは明るい中ですが、本番は真っ暗な中での演奏になります。

絵本を投影するコーナーもあります。これも柏プラネタリウムならではです。

投影時間となり、お客さんが続々と入ってきました。

今回のイベントも大成功!!。「柏プラネタリウム」のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました♪


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