霊山観音と戦没者慰霊の旅


旅のメインは霊山観音です。ここには、旧ソ連ウクライナの捕虜収容所で亡くなった戦友たちの位牌が納められています。昨年12月に父の位牌も納めました。ちょうど1年になるのを機に、父と戦友たちの慰霊で訪れました。霊山観音には、第二次世界大戦の犠牲者が大勢納められ、その膨大な戦死者の数に圧倒されます。これが“戦争”なのです… 父が必ずしていた敬礼を、私が父の代わりにやりました。父が伝えたかったことを、今度は私が繋げなけれなりません。また、ここには「世界無名戦士の碑」もあります。しかし、21世紀の今この時間も 戦争で人々が死んでいます。今はただ平和になるのを祈るほかありません。犠牲になるのはいつの時代も庶民。為政者たちが早まった行動しないことを願うばかりですね。

そして京都から無事に帰宅して母が真っ先に向かったのは仏壇。早速、父やご先祖さまに旅の無事を報告していました。都市伝説?では、京都タワーは「ロウソク」がモデルとも言われていますが、母が灯したロウソクを見ると、なんとなくそう見えてきます。ともあれ、家族が無事であるのは本当にありがたいことです。明日も…さらに明日も…その先の未来も無事でありますように。父が願った平和な未来でありますように☆ (2022.11.4)

父・木内信夫の位牌を霊山観音に

訃報:作者・木内信夫の死去のお知らせ

 

父・木内信夫は小さな位牌となって、先に亡くなった戦友たちと一緒にいます。1年ぶりに会いに来ました。

戦友たちと一緒に平和な時を仲良く過ごしていると思います。

父の戦友会「カルトーシカ同友会」に記帳させていただきました。

「世界無名戦士の碑」・・・21世紀の今も無名の戦死者が増え続けています。

お参りした日は気持ちの良い秋晴れでした。天国の父からもこちらが良く見えたことでしょう☆

帰宅早々に仏壇に向かう母。父にもご先祖様にも、そして今の平和築いた人々にも感謝です。

言われてみれば確かに「ロウソク」に見える京都タワーです。今日も明日も平和でありますように☆

 

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