モスクワからドキュメンタリー映画の撮影で来日


平成30年3月11日。ロシアのドキュメンタリー映画の撮影のため、柏の自宅にモスクワからのお客様をお迎えしました。父の体調を考慮して緊急来日してくださいました。おかげさまで、今日のロケは無事終了。夜は木内家御用達のイタリアンにお招きしてささやかな歓迎会を行いました♪

この映画は、第二次大戦直後の旧ソ連における日本人兵士の抑留(いわゆるシベリア抑留)を背景に、捕虜収容所の所長を祖父に持つロシア人女性と、抑留されていた兵士を父に持つ日本人男性が、現代に出会う物語です。日露の悲しい不幸な歴史をのり越え、民間交流によって互いの信頼を深め、共に平和を願う内容となっています。

何より、父に会うために遠いモスクワから24時間以上もかけて来てくださった皆さま。本当にお疲れ様でした。奇しくもこの日は東日本大震災の日ですが、人々の絆こそが、平和な世界、明るい未来を築くのだと信じています。(2017.3.11)

遠くモスクワから柏まで足を運んで下さいました。

イリーナさんの御祖父は捕虜収容所の所長でもありました。

父がその場で描いたイラストをお土産に渡しました。

父にサインをもらうイリーナさんとプロデューサーのミハエルさん。

夜は地元のイタリアンでささやかな歓迎会をさせていただきました。通訳と撮影のチンギスにも本当に感謝いたします。ありがとうございました。

arwx_c02.gif (1322 バイト) 前のページに戻る  旧ソ連抑留画集