「抑留体験が絵筆導く」日本経済新聞で紹介
平成28年7月21日 (文/HP管理者 木内正人)
昨年のユネスコ世界記憶遺産の登録後、久しぶりの新聞掲載となりました。今回の取材は日本経済新聞。財界の方々も読まれる著名な新聞ということで、とても丁寧な取材でした。
何より、父の伝えたいことがしっかりと記載されていたのが嬉しいです。ロシアの少年兵とのエピソードは、父の抑留画の特徴を最もよく表している作品で、それをメインに取り上げて下さったのも嬉しいですね。
戦争は勝っても負けても双方に犠牲をもたらし、あとには悲しみだけが残る。しかし、こうして父の作品が高く評価され、歴史の語り部となって後世に残れば、戦死した父の戦友や犠牲となった一般の方々もきっと喜んで下さると思います。