旧高射砲第二連隊跡を訪ねて


 今住んでいる場所はかつて旧陸軍の高射砲第二連隊がありました。その営門の門柱の一部が高野台児童公園に移設保存されています。衛兵所は祖父の主治医だった馬場医院の敷地に別れて残っていました。その衛兵所も昨年末に高野台児童公園に移設されました。今日は父を連れて移設されたばかりの衛兵所を見に行きました。

 右の写真は、旧陸軍の衛兵所で前で敬礼する父。被っているのは「旧ソ連抑留画集」の英語版翻訳者のフィリップさんから頂いた旧ソ連兵の帽子です(笑)。戦争の無い平和な今、敵も味方もありません。それぞれの国の犠牲者に心から追悼の意を表します。かつての陸軍の跡地も現在は子供たちの遊び場です。また、春になると見事な桜の花でいっぱいになります。戦没者たちも子供たちの遊ぶ声で心安らかにいることでしょう♪

平成25年1月4日 (写真、文/HP管理者 木内正人)

以前からあった営門の隣に門柱衛兵所が移設されました。

戦争遺跡の脇には、それの説明板が建てられています。

利根川水系土地改良調査管理事務所の敷地内なる旧陸軍の建物遺構。

これも旧陸軍の建物遺構と思われる古いコンクリートの残骸。


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