第9回ボランティア演奏会
− 七夕の短冊に願いをこめて −

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平成15年7月5日。梅雨明けしていないにもかかわらず、東京は30度を越す晴天になりました。恒例になった病院のリハビリセンターで行う演奏会も、これでもう9回目。まる5年になります。ただし、今回はいつも一緒に演奏して下さるムーミン合唱団はいません。彼らは活動休止なので、いつもと違うメニューでの演奏会です。前部長のあおきさんも6月いっぱいで職場を辞められましたが、私たちの演奏会には参加して下さいました。

ムーミン合唱団がいないのはとても痛いです。私たちだけでは音楽性の低い演奏会になってしまいます。しかし、5年も続けた演奏会。そこでめげてはいけません!。今回は東京北区で活動されている手品サークルの方々の協力を得、“音楽”と“マジック・ショー”というユニークなプログラムで開催しました。新しい試みではありましたが、患者さん達にも喜んでいただき、本当に良かったです。

7月5日のドキュメント

演奏会の感想なんかを聞かせてね!

テネシーワルツ

いつものように部長の挨拶からスタートです!

部長のながたママ。みんなを率いて頑張っています。3人の子供たちを連れてご苦労さまでした。

副部長のいまいさんも、演奏会の場数を踏んで、準備も演奏もすっかり馴れてきました。

蘇州夜曲

バイオリンと箏の「蘇州夜曲」はムードたっぷり!服部良一氏の名曲は、患者さんたちにとって懐かしい曲。とても盛り上がりました。

 

今回はじめて、「蘇州夜曲」をバイオリンで演奏。編曲どおりの仕上がりに、管理人も大満足です(笑)

星の世界

バイオリンのさかきばらさんは、実はおめでたです。妊娠の兆候が出て以来、演奏会の参加が危ぶまれてきましたが、今はすっかり安定し、おなかも少し大きくなってきました。

きっと、おなかの赤ちゃんも、お母さんが奏でる良い音楽を一緒に聴いていたことでしょうね。

 

星の世界は、みんなとても良く知っている曲なので、患者さんの中には歌を口ずさんでいる方もいます。

しのはらさんは、今回はコンタクトではなくメガネで参加。体調がイマイチながら熱演でした。

川の流れのように

伝説の大歌手、美空ひばりさんの名曲。いつもならバイオリンで演奏していましたが、今回は妊婦さんの負担を軽くする意味で、違う楽器でチャレンジしてみました。

しのはらさんのフルート演奏。C調の演奏はとても苦しかったようですが、しっかりこなして下さいました。

バイオリンの美しい音色に、のもとても気持ちが良く箏を弾けます。今日の演奏会は、ほんださんも、パパも子供たちも大活躍でした。


マジック・ショー!

ムーミン合唱団が参加されないので、急遽お願いした北区のマジック・サークル。

今回は、体にハンデーを背負う病院の患者さんに配慮しながら、全員で参加できるプログラムを用意していただきました。マジック・サークルのみなさん、ありがとうございました!

 

初参加の成田さん。またの名を、“ミスター・ナリック”(?)。次から次へとテンポ良く手品を披露し、患者さんも大喜び。

メンバーの小泉さん。スカーフの手品など、出し物は盛りだくさん。患者さん達も目も釘付けでした。


エーデルワイス

ボランティア演奏会では「子供コーナー」もすっかり定着。今回はピアノではなく、リコーダーの演奏です。やはり可愛い子供たちの熱演は、患者さんたちのこころを癒すようですね。

中央での演奏は、こどもたちもリハーサルと比べて緊張した様子でした。

七夕

この季節の定番ですね。外に出られない患者さんには季節感は大切です。このような選曲は、とても喜ばれます。今回は子供たちといっしょの演奏です。

 

 

管理人の父が書いた歌詞。持っているのは、ほんだパパ。私たちの演奏会は、メンバーの家族まで巻き込むイベントです(笑)

今回は初めて、ほんだ家のご長男もピアニカで参加。次回からが楽しみです。

ふるさと

アンコール曲として用意した「ふるさと」。病院にいる患者さんにとって、我が家は“ふるさと”です。元気になって退院されるといいですね。

 

 

最後は全員で大合唱。夏のボランティア演奏会のフィナーレです。

今回も私たちの演奏を一生懸命聴いて下さった患者さん。本当にありがとうございます。早く元気になって下さいね。


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