■11月26日のドキュメント ■私の音楽室
平成23年11月26日。今回は初めての会場で、オファーを受けてのボランティア演奏会となりました。そして、私たちサークルが“ボランティア演奏会”を始めてから今回で25回目。ちょっと気の早いクリスマス・コンサートです。
震災後2回目のボランティア演奏会ですが。前回と今回との間に待ち受けていたのは“節電対応”でした。その影響もあって、今回も著しい練習不足。しかし、そんな中で元気付けられたのでは新メンバーが加わったことです。そして今回もメンバーの子供たちが大活躍してくれました。その辺りは11月26日のドキュメントで詳しく紹介します♪
★演奏会の感想なんかを聞かせてね!
蘇州夜曲
いつものように、部長ながたママの挨拶で始まりました。前回は諸事情により3曲しか演奏できませんでしたが、今回は4曲用意できました(すべてレパートリーの中からのセレクトです)。最初に演奏した曲は、やはりお年寄りの皆さんの馴染み深い『蘇州夜曲』。この曲は介護施設のリクエストに応えたものです。とはいえ、相変わらず二胡の演奏はヒドイものです(苦笑)
もみじ
ちょうど今の時季にピッタリの曲ではないでしょうか。1年ぶりの演奏となりましたが、昔ながらの曲なので誰もが楽しく歌に加わることができます。お年寄りの皆さんたちは、と〜っても大きな声で歌って下さいました♪
上を向いて歩こう
「東日本大震災」からもうすぐ9ヶ月。多くの人々が復興に向けて取り組んでいます。まだまだ険しい道のりですが、一歩一歩前進して行けば、きっと明るい未来が開けると思います。この『上を向いて歩こう』は、震災3日後に編曲しました。ややバラード調の物悲しいハーモニーで編曲していますが、今回のボランティア演奏会でも復興への願いを込めて演奏させて頂きました。
ジングルベル
クリスマスといえばやはりコレ!師走の街のあちこちで流れる『ジングルベル』ですね☆♪ 震災で傷ついた国土も人々にもクリスマスは等しくやってきます。お年寄りの皆さんの鈴の音のリズムに合わせて、健やかな明日と新年への願いを込めながら一緒に演奏させて頂きました♪
むすんでひらいて
前回のボランティア演奏会でデビューしたサポートミュージシャンのひとりは、ふかいさんの長女りほちゃんです。小学校2年生の彼女が演奏したのは『むすんでひらいて』です。誰しもが一度は歌ったことのある可愛い曲です。本人はめちゃアガ状態でしたが(笑)お年寄りの皆さんから惜しみない拍手が贈られました♪
安里屋ゆんた
椰子の実
元部長のあおきさん率いる三線(サンシン)グループ『青い宝石』の皆さんは、新しい会場でも応援に来て下さいました!いつものように、『安里屋ゆんた』では“サーユイユイ”と“マタハーリヌツンダラカヌシャマヨー”の部分の掛け声をお年寄りの皆さんと練習します。『椰子の実』は今回初めて弾いて下さいました。沖縄の青い海が目の前に広がるようです。
満月の夕
ふるさと
1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」。その惨状、復興への厳しい現実、それらに向き合おうとする被災地の人々の姿が『満月の夕』に歌い込まれています。震災当日の夜は、満月がのぼっていのだそうです・・・
かくして、「東日本大震災」で被災した現在も同じように、大勢の人々が復興に向けて尽力されています。そして、「ふるさと」へ帰れる日がいつか必ずやってくると思います。
★ アンコール
お年寄りの皆さんからのアンコールにお応えして『ジングルベル』を皆さんと一緒に演奏しました。皆が力を合わせればきっと幸せな未来がやってくると思います。今年もあと1ヶ月ほどで終わりますが、新年にそんな願いを込めてアンコールの曲を演奏しました。最後に介護施設のお年寄りの皆さんから素敵なプレゼントがあり、子供たちが代表して受け取りました☆!介護施設の皆さん、本当にありがとうございました。
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