11月26日のドキュメント

写真・文/きうち


11月26日快晴!そして震災後2回目のボランティア演奏会となりました。前回の開催から今回までの間、サークル活動としてなかなか大変なものがありました。やはり何といっても節電対応による輪番操業です。使用電力量を抑えるために職場ごとにシフトしながらの操業で、7月から9月の間はメンバーが集まれるタイミングがありません。とはいえ、被災地の方々のご苦労を思えばまだまだ甘い。どんなことがあっても目標を持って取り組むのがサークル活動にとっても大事なことです。そして今回も沖縄三線グループ『青い宝石』の皆さんが参加して下さいました。本当にありがとうございます!

さらに今回も頼もしい存在だったのはメンバーの子供たちかも知れません。前回同様、ながたママの長女ちえちゃんが、琴で参加してくれたました。赤ちゃんだった次女ひかりちゃんも小学校6年生。ちなみに、第1回ボランティア演奏会のとき彼女はながたママのお腹の中でした。時が経つのは本当に早いものです。しかし、こうしてお母さんのお手伝いをしてくれる良い子に育ちました♪

何しろメンバー全員が揃うのは本番当日(苦笑)。皆さんそれぞれに勤務体制も違うので仕方の無いことです。初めての全員揃っての練習なので、最初はなかなか呼吸が合いませんが、何度か練習しているうちにしだいに合ってきます。とはいえ、ここで猛練習してしまうとリハーサルで疲れきってしまいます(苦笑)。なので、あまり無理をせず「なるようになる!」という気持ちで本番に臨みたいと思います。

ちなみに、今回は新入部員のほっしーさんのデビュー!頼もしい先輩たちと一緒なので彼女も落ち着いて演奏できたようです♪ しかし、いつもながら驚かされるのは本番が一番上手く弾けていることでしょうか(笑)、メンバーの集中力には本当に感心します!

忘れてはならないのは、いつもビデオ撮影して下さっているなかいさん。忙しい合間にこうして私たちの演奏を撮影して下さいます。そのおかげて、動画をホームページにアップできますし、私たちの大事な記録となって残ります。そして今回は会場の設営まで手伝って下さいました。なかいさん、本当にありがとうございました!

『ジングルベル』では ひかりちゃんと りほちゃんがお年寄りの皆さんに鈴を配ります。小さな子供たちから手渡される鈴に、お年寄りの皆さんはとても喜んで下さいます。

子供たちにはまだわかならいかも知れませんが、こうして人生の先輩たちとふれあうことで、きっと大きくなったときにその意味がわかってくれると思います。社会とは人々の絆によって成り立っているということを。

初めての施設訪問となった今回のボランティア演奏会は大成功!笑顔の絶えない演奏会となりました♪ 私たちを呼んで下さった介護施設のスタッフの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。そして私たちの世代が力を合わせて未来を創って行きたいと思います。

次回のボランティア演奏会に向けて、また新たな気持ちで取り組んで行きたいと思います。来年も頑張って行きましょう!!


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