■6月11日のドキュメント ■私の音楽室
平成23年6月11日。ここ東京北区のデイケア施設でボランティア演奏会を行うのは11回目を数えました。私たちサークルが“ボランティア演奏会”を始めてからはすでに24回目となります。
前回はこれまでにない練習不足で臨みましたが、実は今回はそれ以上・・・想定外の出来事の連続でもありました。そんな苦境の中、今回は新しいサポート・ミュージシャンに助けられました。メンバーの子供たちです。その辺りは6月11日のドキュメントで紹介するとして、前回同様に楽しい演奏会になりました。なお、今回新曲として加えたのは『上を向いて歩こう』です♪
★演奏会の感想なんかを聞かせてね!
蘇州夜曲
いつものように、部長ながたママの挨拶で始まりました。今回は諸事情により3曲しか演奏できませんでした。しかし、最初に演奏する曲は、やはりお年寄りの皆さんの馴染み深い曲が一番です。そのような訳で、最初に『蘇州夜曲』を演奏しました。相変わらず二胡の演奏はヒドイもので、この日はリベンジとして続けて2曲?演奏させて頂きました(苦笑)
涙そうそう
私たちのボランティア演奏会では人気ある曲なのですが、問題はボーカルがいません。そこで、今回はあおきさんのグループ「青い宝石」にお願いして。リードボーカルを担当して頂きました。本当にありがとうございました♪
上を向いて歩こう
今回の演奏会のために準備した曲です。今日の演奏日は6月11日。奇しくも「東日本大震災」からちょうど3ヶ月にあたります。『上を向いて歩こう』は、震災3日後に編曲しました。そのせいもあってか、アップテンポな曲ながら何か物悲しいハーモニーで編曲してしまったようです。今回のボランティア演奏会では、復興への願いを込めて演奏させて頂きました。
ちょうちょ/きらきら星
今回のボランティア演奏会の新しいサポートミュージシャンのひとりは、ふかいさんの長女りほちゃんです。小学校2年生の彼女が演奏したのは『ちょうちょ』の独奏。そしてお母さんと一緒に連弾で『きらきら星』を演奏しました。可愛い演奏にお年寄りの皆さんは大喜びでした♪
安里屋ゆんた
知床旅情
これまで私たちのメンバーとして活躍して下さった元部長のあおきさん。今回もお住まいの地元で結成した三線(サンシン)グループ『青い宝石』の皆さんで演奏して下さいました!
『安里屋ゆんた』では、“サーユイユイ”と“マタハーリヌツンダラカヌシャマヨー”の部分の掛け声をお年寄りの皆さんと練習します。有名な曲なので、皆さんわりとご存知のようです。また、今回は浴衣で登場して下さいました。うーん、我々も負けずにステージ衣装を考えるべきか(笑)
童神
ふるさと
『童神(わらびがみ)』は、子供が健やかに育ってほしいという願いが込められています。震災の復興もこれからですが、そうした中にあっても子供たちが健やかに育ってほしいですね。最後に『ふるさと』を演奏して下さいました。
アンコール・上を向いて歩こう/自己紹介
お年寄りの皆さんからのアンコールにお応えして『上を向いて歩こう』を演奏しました。被災地には瓦礫が今なお多く残っているようで復興もまだまだこれからですが、皆が力を合わせて上を向いて歩いてゆけば、かならず幸せな未来がやってくると思います。そんな願いを込めて、アンコールの曲を演奏しました。最後に琴サークル全員の自己紹介とご挨拶をしました。介護施設の皆さん、本当にありがとうございました。
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