平成20年2月2日。ここ東京北区のデイケア施設でボランティア演奏会を行うのは今度で4回目です。私たちをお招き頂き本当に感謝しています。当初は昨年のクリスマス頃に開催する予定でしたが、都合によりこの時季にずれこみました。あまり練習時間も無かった関係で昨年の『新春コンサート』に近い内容の演奏会となりました。
さて、今回の目玉(?)は新曲『津軽海峡・冬景色』です。選曲の理由は“2月2日のドキュメント”で詳しくご紹介したいと思います。なお、今回の演奏曲はすべて“YouTube”で公開しています。WindowsでもMacでも再生可能なので、拙い演奏ですがぜひ聴いてみて下さい♪
第一部/箏のアンサンブル
今回から部長ながたママの挨拶で開催することになりました。わが箏曲部・本部でありながら、実は彼女にとって司会は初体験!しかし、堂々と実に上手に話します。はっきりと聴こえる彼女の声にメンバーの集中力も高まります。最初に演奏したのは「どこかで春が」です。何度も演奏している曲なので、お年寄りの皆さんも最初から大きな声で歌って下さいました。この日は朝から曇り空でしたが、最初から春のような元気の良さでした。
こちらも私たちのレパートリーとしては定番の曲です。事前に施設にお渡ししていた歌詞カードを見ながらお年寄りたちが大きな声で元気に歌って下さいます。曲の出だしがチョット失敗してしまい、気を取り直して最初から演奏しました。しかし、それもご愛嬌ということで笑って楽しんで下さいました。
わたし管理人にとって、緊張の一曲(苦笑)。それもそのはず、二胡を弾くのは1年ぶりです。練習では最悪でしたが、本番はそれよりも少し良くなっていたので、私の低い実力としてはまぁまぁといったところでしょうか(笑)。何より、お年寄りの皆さんが大きな声で一緒に歌ってくださったので、とても勇気付けられました。
今回初めて発表した新曲は、日本歌謡の名曲『津軽海峡・冬景色』です。昨年亡くなられた阿久悠さんによる素晴らしい歌詞をぜひ皆さんに歌って頂きたいと思い、今回はこの曲に集中して練習してまいりました。さて、実際の演奏は私管理人がイントロを間違えたり、みんなテンポがバラバラだったりとひどい出だしでしたが、仕切りなおして演奏したところ施設の皆さんに大ウケとなりました。しかもアンコールということで、2回も演奏しました。頑張って練習した甲斐がありました♪
第二部/チェロとピアノの姉妹デュオ
にっしー妹さんの司会で第二部が始まりました。姉妹デュオによる“癒し系”のサウンドは、私たちのボランティア演奏会を一層盛り上げて下さいます。1曲目のは『白鳥』は、サン・サーンス作曲の名曲中の名曲。湖のさざなみをイメージしたとい曲の導入部は、目を閉じていると情景が見えてくるようですね。施設の皆さんもうっとりしていました。
ラフマニノフがチェロのために作ったという『ボカリーズ』。私管理人も大好きな曲の一つです。にっしー姉妹は練習できないまま、私たちの演奏会に参加して下さいました。いつも本当にありがとうございます。次回もぜひ素晴らしい音楽を私たちに聴かせて下さい。
アンコール
★ 白鳥:にっしー妹
★ 蘇州夜曲:箏曲部
今回の演奏会は施設の方々がとてのノッて下さって本当に楽しいものになりました。毎回暖かく迎えて下さって本当に感謝いたします。何より、今回は新曲『津軽海峡・冬景色』が上手くいって良かったです。ぜひ次回も楽しいボランティア演奏会にできればと思っています♪