7月2日のドキュメント
写真・文/きうち
本番当日のリハーサル。日々の練習場がダメでも最後はリハーサルがある。そんな安易な気持ちで当日を迎えました。いつものように練習不足で迎えたボランティア演奏会も今回で13回目。
我々箏曲部は相変らずレベルの低いグループですが、今回もサーポート・ミュージシャンの活躍によって楽しい演奏会になりました。選曲は洋楽が中心になってしまった感じもありますが、それなりにセンスの良い選曲になったのではと思います。
何より嬉しいのは、バイオリンのさかきばらさんの復帰です。1歳半のまいちゃんを連れての登場は、すっかりお母さんの顔。まいちゃんにも今からメンバー教育(?)をすべきかな(笑)
ながたママの次女ひかりちゃんも大きくなって、お箏に興味をもってきた様子。子供は本当にあっという間に成長するんですね。いやはや年取るワケだ・・(笑)
お昼は、しのはらさんの特製ポテトサラダと、いまいさん特製のサラダが出ました。いまいさんの育てたトマトも含まれています。演奏会を前にたくさん食べてパワーがみなぎります!とっても美味しかったです♪
私たちの演奏会は、メンバーそれぞれの活躍があってこそ成り立っています。何をやるにしても、力を合わせることこそが大切であるし、そうした成果が聴いて下さる病院の患者さんにもきっと伝わってくれると思うからです。
子供たちは本番当日まで曲が決まっていません。普段は別々の学校に通っている子供なので、当日会っていきなり出し物を考えます。しかし、それでもやってのけるから大したものです。
そんな子供たちも、もう6年生。彼女たちと一緒に演奏するのも今度クリスマス演奏会で終わりかも知れません。しかし、お母さんと一緒に演奏した思い出は、きっと生涯の宝物になってくれることでしょう。いつまでも優しさを忘れない人間であって欲しいと思います。
演奏会全体の進行は管理人の思い通りです。たくさんの曲とコーナーがありながら、予定の50分で終了します。これも経験から積み重なったものでもあるし、皆が手際よく次の行動に移るからだと思います。とにかく無事に演奏会が終わってやれやれ。楽器の輸送中に雨にも降られず本当に良かったです。
今回の新曲は「Shall we Dance?」。映画でもお馴染みの曲を思い切って箏でやってみることにしました。編曲はもちろん我々のテクニックでも演奏できるといのが最重要ポイントです。しかし、音楽的にもそれなりに豊かなものにしたいと思いました。この曲はちょっとラグタイム風にアレンジしたのですが、やはり難しく特にエンディングはテンポが合わず、そこだけ編曲をやりなおすかどうかまで考えました。でも本番ではうまく弾けて嬉しかったです♪
演奏会が終わって、恒例の“ご苦労様会”の開催です。スイカを切っているのは、いつもビデオ撮影をして下さっている中井さんです。今は小田原に勤務していますが、この日のために来てくださいました。本当にありがとうございます。しかも、スイカまで切らせて・・(笑)
“ご苦労様会”のテーブルの上は、スイカにサラダ、そしてにっしー姉妹やなかむらさんの差し入れも合わせての乗り切らないほどの超豪華版!。賑やかな“ご苦労様会”になりました。
スイカを食べながら、今日撮ったビデオを鑑賞します。うん、まあそれなりに演奏できているではありませんが(自画自賛(笑))。何より、こうしたイベントがあるからこそ、楽器に向き合えるものです。これからも大切したいですね。
また、13回目のボランティア演奏会が成功に終わったのは、みんなで力を合わせた成果です。楽しい1日を過ごせたのも、良き音楽、そして良き仲間の存在があってこそ。これからも頑張って続けて行きたいと思います。
さぁ!次回の演奏会に向けて頑張って行こう!!