第11回ボランティア演奏会
− 1年ぶりの演奏活動 −

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平成16年10月30日。おなじみの都内の病院で、10回目のボランティア演奏会を開催しました。しかも今回は1年ぶりの活動。私たちは職場のサークルなので会社の状況が活動に著しく影響します。そんな中で活動が再開できたのは部員一同、本当に嬉しい限りです。そんな訳で、私たちも極めて練習不足。とにかく一生懸命、そして楽しく演奏するように心掛けました。

さて、今回はいつもより楽器のバリエーションの多い演奏会になりました。しかも演奏カテゴリーに分けた4部構成です。4部構成といっても演奏時間はいつものように1時間以内。やはり患者さんの体力を一番に考えなくてはなりません。

リハビリセンターも人事異動などでスタッフの方々がかなり違っていました。しかし、今回も患者たちさんも看護士さんたちも快く私たちを迎えて下さいました。日々のリハビリで疲れている患者さん気持ちを少しでも音楽で癒して頂ければ幸いです。

演奏会の感想なんかを聞かせてね!

10月30日のドキュメント


第一部/のアンサンブル

里の秋

いつものように部長の挨拶からスタートです! 最初に演奏したのは「里の秋」。これは久しぶりに市販の楽譜にチャレンジしたものです。やはり我々には難しい(笑)。歌詞たれ幕を持っているのは本田さんのご主人。文字を書いたのは管理人の父です。使えるものは何でも使うのが、私たち箏曲部のモットーです♪

砂山

演奏会では何度か弾いていますが、秋は曲選択の難しいところ、年配の方に親しみやすく季節感を感じるもので、しかも我々に弾けるものとなると、曲を探すのも一苦労。いつも管理人きうちの編曲した楽譜のみで演奏していますが、「砂山」を演奏するときは、もっと凝ったアレンジにし直そうと思います。

蘇州夜曲 wmp.gif (234 バイト)音声版

「蘇州夜曲」はボランティア演奏会で最もウケる曲です。やはり、患者さんの世代によるものなのでしょう。今回の「蘇州夜曲」の演奏にはチェロに加わって頂きました。箏はもともと伴奏なので、メロディを弾く楽器が常に必要です。ご協力頂いたのは、にっしー姉妹の妹さんです。とても素敵な音色でした!

涙そうそう wmp.gif (234 バイト)音声版

哀愁あるメロディと歌詞の「涙そうそう」は、沖縄音楽の要素がたっぷりです。今回管理人は初めてサンシンを弾きました。編曲も沖縄のイメージを表現できるように頑張った苦心の作です(笑)。ボーカルはにっしー姉妹のお姉さんにお願いしました。夏川りみさんのキーで演奏したので、少々苦しそうでしたが、透き通るような声はとても爽やかでした。さらに本田さんご子息、よしクンに“波の音”を演奏してもらってます。よしクン、ありがと!


第二部/こどもショー

私たちの演奏会のアイドルは、なんといっても子供たち。昨年同様、ちえちゃんと、ひろのちゃんによるリコーダーの演奏です。昨年はひかりちゃんの“鈴”も加わっていたのですが、今回はちょっぴり恥ずかしモードに入っています(笑)。成長していく子供たちはホントにカワイイものです。

威風堂々・紅葉(もみじ)


第三部/チェロとピアノの姉妹デュオ

今回の演奏会で大活躍して下さったのは、にっしー姉妹でした。私たちとは初共演でしたが、私たちのお願いを快く受けて下さって本当に感謝しています。しかし何より、その“癒し系”の音楽の素晴らしさで、すっかり患者さんたちを魅了しました。心に染み入るサウンドは、患者さんたちの心に残ったことでしょう。素敵な音楽をありがとうございました♪

白鳥 wmp.gif (234 バイト)音声版    少年時代 wmp.gif (234 バイト)音声版


第四部/津軽三味線ショー

最後に登場して下さったのは、津軽三味線の中村さん。かつて私管理人やながたママの上司でもあり、今年3月に退職されました。演奏前には、津軽三味線についての説明を丁寧にして下さいました。明るく笑顔の素敵な中村さんですが、在職中に重度の病気を患い、一命を取り留めた経験のある方です。自分を救ってくれた医療にご恩返しをしたいという、尊い想いにより私たちにご協力してくださいました。本当にありがとうございました。

津軽じょんがら節


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