高射砲連隊・訓練棟

柏駅西口発　柏市立高校または柏ビレジ行きバス「布施入口」下車

●高射砲連隊跡　●「秋水」地下燃料庫跡　

誰も語らなければ記憶とならず、失った記憶は考古学的な研究でしか再考できません。近所の戦跡はまさに考古学的な研究によって、その役割が解明されつつあります。11月28日開催された高射砲連隊「訓練棟」特別公開で、一般の人々を招いた説明会がありました。たかが70年・・・されど70年・・・失われ行く戦争の記憶をどのように伝えるべきか、取り壊される予定の戦跡から考えさせられます・・・

平成27年11月28日撮影

高射砲第二連隊「訓練棟」の概観

平成21年まで消防署として使われていました。今でも旧根戸消防署と呼んでタクシーで家に帰る際のランドマークにしています。

模型による説明

外側階段から屋上へ

特別公開に訪れた人々は展示物を食い入るように観ていました。

この日は屋上まで上がることができました。地元の人や歴史マニアが大勢集まりました。

屋上の謎の突起

建物の屋上から2本突き出ている角のようなもの。何かの訓練に使われたものらしいです。