迎賓館

　「迎賓館」は、外国の元首や首相などの賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた国の施設です。首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な外交活動が行われる重要な建物は、国宝に指定されています。この日は一般人が参観できる日でした。内部は撮影禁止だったので建物外観しかアップできませんが、それはそれは素晴らしいものでした！参観は抽選なので、詳しくは内閣府のホームページで。


迎賓館正面玄関
迎賓館赤坂離宮は「ネオバロック様式」と呼ばれる洋風建築です。緑青の屋根、花崗岩の外壁など、見るものを圧倒します。


正門	主庭の大噴水
まさに宮殿の入り口いふさわしい壮麗な門です。	南に面した主庭の中央には噴水池があり、見事な彫刻で装飾されています。


迎賓館側面
当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の洋風建築物です。


霊鳥と天穹	屋根の甲冑装飾
想像上の鳥と天穹は、世界に日本という国が存在感を出し始めた時代のシンボルといえます。	緑青の屋根には日本の甲冑を形どった装飾が左右対称に配置されています。


迎賓館南面
噴水側のある南面。強固な建物は関東大震災、そして東日本大震災でもまったく被害を受けませんでした。日本人の技術の高さを今に伝える国宝です。