ベトナム語版翻訳者の弔問


 師走の寒さとなったこの日、亜熱帯の国ベトナムからお客様を迎えました。父の抑留画ホーページ「旧ソ連抑留画集」をベトナム語に翻訳してくださったダンさんが、ホーチミンから柏まで 父の弔問に来てくださいました。本当にありがとうございました。ダンさんの優しさに母も感激しウルウル・・・そして何より、世界の人々から今なお愛されている父は本当に幸せです。それは単に"徳のある人"というものを超えているようにも思えました・・・スピリットとは、国も地域も民族も超越したものだというのを、あらためて実感した次第です。私にできることは、父が遺したメッセージを、そのまま後世に伝えることだと強く感じました。

 その後ダンさんが、自撮り写真を送ってくれました。ダンさんも"父の弔問"という目的を果たせて、とても満足されたご様子でした。そんな私も、個人的なことながら国際交流を果たした気分です。父は「世界の人はみんな仲良くなれる」と、亡くなるまで言い続けてましたが、平和とはそうした小さなことの積み重ねなのだと、北柏駅でのダンさんとの別れ際に思いました。父の蒔いた種を、実がなるまでしっかりと育てなければなりません。たとえ時間がかかっても・・・(2023.11.26)

旧ソ連抑留画集

 

父が祀られた仏壇に深々と頭を下げるダンさん。

父の遺影と一緒に。天国の父も喜んでいることでしょう☆

ダンさんは父の画集を持参して弔問に来られした。

北柏駅での別れ際での自撮り。ダンさん、気を付けてお帰りください。

 

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