毎年夏休みを利用して油絵を描いています。休暇中に仕上げなければならないので、慌ただしい描き方ですが、私にとっては毎年の恒例行事となってしまいました。拙いですが、私の油絵制作方法を紹介いたします。
１日の制作時間は午前中の１〜３時間。その日によって制作時間が異なりますが、窓から射す光が毎日同じになるように心がけました。
１日目 （平成１１年８月１４日）
●モチーフの用意
今年も静物画を描こうと思います。特にテーマはありませんが、近所で買ったインラインスケートを置いてみました。最大の問題は制作日数が２日間しかないことです。ガンバロー！
●キャンバスに下書き
先ず、キャンバスに鉛筆で下書きをします。私の場合、できるだけ正確に下書きするように心がけています。私はキャンバスの表面のでこぼこがあまり好きではないので、アクリル画用水性ボードキャンバスを使っています。下書きを終えるとフィキサチーフで表面の鉛筆が取れないように固めます。
●油絵具で着色の開始
着色する順番はあまり気にしないで、好きなところから描いて行きます。むっ！、カタチが細かいなあ。２日で終わらすのが少し心配になってきたぞ。
油絵の描き方は人それぞれですが、私の場合は下書きに注意しながら丁寧に着色して行きます。少しずつ雰囲気がでてきました。
なんとか絵になってきたぞ！
う〜ん、絵の具が乾かない、今日はここで断念しよう。
２日目につづく