そしてとうとう、天帝の約束した日がやってきました。 「やっと織姫と会える。この日をどんなに待ちわびたことか。あぁおりひめ、今会いに行くよ!」 ところが、天の川には一本も橋が無く、大きな天の川の流れをわたって、会いに行くなど、牽牛にできるはずはありません。牽牛は途方に暮れてしまいました。
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