それからというもの、牽牛も織姫もすっかり落ち込んで、いっこうに働こうとしません。 「さすがにあの二人も堪えたであろう。しかしまた一緒にしては働かなくなることは間違いない。とはいえ、このままでも落ち込むばかりで、働かないだろうし。」
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