ある日のこと、女房はいつものように星を拝み針仕事をしていました。すっかり夜も更け、女房はふと窓の外が気になりました。「きゃーっ」女房は思わず大声を上げ、腰を抜かしました。「子の星様が、子の星様が消えてるーっ」そうです。窓の外にはいつもあるはずの子の星が無くなっていたのです。

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