そんなウシを見たネズミは、「そうだ。ウシの背中に隠れて、神様のところまで連れて行って
もらうっチューことにしよう。」と、またも悪知恵を働かせて、気づかれないようにウシの背中に
隠れました。元旦の朝がやってきました。

大晦日からがんばって歩いたウシは、どうやら一番乗りで神様のところへゴールできそうです。「モウすぐで神様のところだべ。まだ誰も来てないみたいだ。やったー。オラが一番乗りだべさ。」ところが、ウシがあと一歩で神様のところにたどり着こうとした、その時です。

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