すると、南側の仙人は「仕方がない、ただで飲み食いしたのだから、何とかしてやらずばなるまい」といった。

北側の仙人は「この子の寿命は生まれる前から定まっている。そのおきてを破るわけにはいくまい」と面をふくらせたが、南の仙人は、「まあ、まあ、寿命帳を調べてみよう」といった。

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