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昭和の初期はいろいろなものを売りに来た。朝は納豆屋から始まり、きび団子屋、錠剤屋、夏は風鈴屋、金魚売りなどなど。中でも太鼓で来る飴屋のお姉ちゃんが大好きだった。どこまでもついて行くと「ひとつあげるからおうちへお帰り」と言って旗付きの飴をくれる。お姉ちゃんもきれいだったが、やっぱり飴が欲しかった。(昭和3年