世田谷区新代田での抑留体験講演会


平成16年9月12日 (写真、文/HP管理者 木内正人)

 世田谷区の教職員が中心となって結成された「いのちときぼうを考える会」にて、戦争体験者として講演を行いました。この会は、1983年の“大韓航空機撃墜事件”で乗客として犠牲となった世田谷区の少年、蔡洙明(さい・しゅめい)くん当時12歳を偲び、平和の尊さを市民レベルで唱えているグループです。父の抑留体験で伝えたいことは、そうした悲しみを乗り越え、価値観の違う人々が互いに認め合い、そして人間本来の優しさを大切にする心を未来を担う子供たちに育んでもらうことです。“世界の女性たちが母親として優しさをもって時代を築いてほしい”それが父の願いでもあります。会の皆さん、本当にありがとうございました。


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