平和のメッセージを舞鶴から世界へ / 東京タワー


第2次世界大戦の終結後、父がはるか遠い異国の地から帰還したのは舞鶴港。父の戦後が始まったのも、そして私が今こうして存在しているのも舞鶴という街が迎え入れてくれたから・・・。そんな舞鶴市のPRイベントが、12月14日(日)まで東京タワー・フットタウンで開催されています。舞鶴引揚記念館特別企画「平和のメッセージを舞鶴から世界へ」の「シベリア抑留の記憶」のコーナーでは、父の抑留画も展示されています。

会場では舞鶴でお世話になった皆さまにも久しぶりにお会いすることができました。舞鶴の皆さんの平和への思いが通じたかのように、開催初日から東京タワーには澄みきった青空が広がっていました。残念ながら舞鶴引揚記念館の館長とはお会いできませんでしたが、ユネスコ世界記憶遺産に登録できた際には、ぜひまた舞鶴でお会いできればと思います☆。(2014.12.6)

首都圏向けPR事業「来てーな舞鶴2014キャンペーン」

舞鶴引揚記念館

舞鶴の皆さんと一緒に。背景に展示されているのは父の描いた抑留画です。

舞鶴引揚記念館の学芸員さんが来場者に丁寧に説明して下さいます。

引揚桟橋の簡易模型。父もこうした桟橋から故国・日本に帰還しました。

東京タワーの下では「こっぺ蟹汁」などの舞鶴の食がふるまわれていました。


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