月2日のドキュメント

写真・文/きうち


練習不足・・・ この頃は我々のボランティア演奏会のキーワードとなりつつありますが、今回は特にひどいものでした。そんな今日は我々の40回目のボランティア演奏会です。そんな記念すべき演奏会だけに不安もありましたが、まぁそこは本番に強い我々のこと、なんとかなるだろうと楽観的に臨みました。

なお、今回は強力な助っ人を迎えています。昨年から ほんださんが鍵盤ハーモニカをさせているということで、急きょサポートミュージシャンとして参加いただきました。ご都合により、鍵盤ハーモニカを前座として琴の演奏をさせていただくことにしました。


我々のボランティア演奏会は“晴れの特異日”でもあります。これまで40回の演奏会はほとんど晴れ。雨が降った日も楽器の搬入出の際には雨がやんでいるので、天気で苦労したことがありません。常に天が味方してくれています。しかし何よりの味方は、メンバーのご家族です。今回も楽器の運搬には ほんださんのご主人がお手伝い下さいました。いつも本当に感謝の限りです。会場の駐車スペースも限られていますが、なんとか会場の駐車場に格納できで良かったです。

そんな40回目のボランティア演奏会の今日は、メンバーの なかたにさんのお誕生日でもありました。リハーサルの合間にお誕生日祝いをさせていただきました。わりと若々しいメンバーたちですが、今年で20周年ということは・・・みんなそれなりの年齢です(笑) 何より、これからも元気で活動できるように、それぞれが健康で楽しい生活をしないといけませんね☆ 

ボランティア演奏会の録画は、司会を担当した私管理人が行いました。家で録画をチェックする際に、高齢の私の両親とも観ました。両親も会場のお客さんのような感覚をもって喜んで観ていました。下手な演奏でも、やはり音楽には魔法の力があるかのようです☆

40回目にして20周年のボランティア演奏会を終えて、今しみじみと思います。お年寄りの皆さんの笑顔が見たくて続けてきたボランティア演奏会は、“私たち自身の人生”を豊かにしていたものだったと・・・ 演奏会の最後に前リーダーから花束のサプライズ。長く続けて本当に良かった。そう感じた瞬間でもありました。

サポートメンバーが弾いて下さった『人生のメリーゴーランド』。ゆるやかでもありながらも波打ち回り続ける木馬に、お年寄りとのささやかな時間のなかにある幸せも、人生にとって大切な瞬間なのだと、今さらながらに気づいた次第です・・・ また次回に向けて頑張っていきたいと思います☆


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