平成21年11月28日。ここ東京北区のデイケア施設でボランティア演奏会を行うのは今度で8回目で、私たちサークルが“ボランティア演奏会”を始めてついに21回目を数えました。私たちの演奏を快く迎えてくださるデイケア施設の皆様にも本当に感謝ですね。
さて、今回の新曲は『もみじ』です。前回の“真夏のコンサート”から間もないので、新しい曲を準備できる時間も少なかったので、今回は1曲のみの新曲に留めました。また、クリスマス・コンサートといってもまだ早い感じなので、テーマは“秋から冬へ”というこで選曲してみました。、
第一部/琴のアンサンブル
琵琶湖周航の歌
いつものように、部長ながたママの挨拶で始まりました。最初に演奏したのは新曲『琵琶湖周航の歌』です。前回のボランティア演奏会でも弾かせて頂きましたが、今回の出来のほうが前よりも若干良かったかも(笑)。曲そのものは、関東地方ではあまり馴染みがありませんが、皆さん元気な声で一緒に歌って下さいました。
もみじ
秋をイメージする代表的な曲だと思います。「♪あ〜きのゆうひ〜に〜」とお馴染みにフレーズが輪唱する曲をお琴の演奏でも表現して編曲しました。しかし何より、お年寄りの皆さんが元気な歌声に私たちまで楽しくなりました。
ジングルベル
クリスマスの定番ソング『ジングルベル』は、年代問わず誰しもが一緒に歌える曲です。ただし、お年寄りの皆さんには一緒に演奏にも参加してもらいました。こちらで用意した鈴をもって、リズムに合わせて楽しい演奏になりました♪
津軽海峡冬景色
冬を代表する曲、そして戦後歌謡を代表的な曲のひとつに数えても過言ではないでしょう。『津軽海峡冬景色』は私たちのボランティア演奏会ではとてもウケる曲のつとつです。しかし何より、今回は結構上手く弾けたほうだと思います(笑)
第二部/ピアノ演奏
バースデーケーキ
今回の2回目の参加となったら新たなサポート・メンバーのあかりちゃん。お父さんは、いつもビデオ撮影をして下さっている中井さんなので、撮影にも熱が入ります。また、お年寄りの方々にとって、小さな子が弾いてくれることを特に喜んで下さいます。ありがとう!あかりちゃん♪
第三部/アコーディオン演奏
国境の町
同期の桜
いつも参加して下さっているチェロとピアノのご姉妹が今回は出られず、私管理人の姉にお願いして出てもらいました。姉の参加は今回で2回目です。『国境の町』では、『ジングルベル』のときに配られた鈴が再び役に立ちました。「♪そ〜り〜のぉ鈴さ〜え〜」と、雪の荒野をイメージしながらお年寄りの皆さんも一緒に演奏して下さいました。
■ 同期の桜:アンコール
お年寄りの皆さんの世代的に、たぶんこれがアンコール曲としてリクエストされるだろうと思っていました(笑)。今回のボランティア演奏会の最後の曲は『同期の桜』になりました。12月といえば“開戦記念日”があります。忌まわしい戦争へと進んだ日本も、戦後は目覚しい発展を遂げました。そんな日本を築いて下さったのは、ここにいらっしゃるお年寄りの皆さんでもあります。私たち若い世代が成すべきことは、お年寄りの皆さんが築いて下さった平和を、次の世代に引き継ぐことなのかも知れませんね。