6月21日のドキュメント

写真・文/きうち


今回は久しぶりにフルメンバーでの参加となりました。しかし、前回が2月の開催だっただけに、練習時間がほとんどありませんでした。とはいえ、ボランティア演奏会は、私たちにとっても活動の目標でもあるため、このような機会があるからこそ練習に励みたくなるものです。OBのほんださんも、2週間ほど前に特別練習に来て下さったので、今日の本番では気持ちの余裕があります。

ところで、今日は予想外のトラブル(?)もありました。練習場の鍵を借りていなかったのです。しのはらさんがそれに気付いたのは、前日のギリギリになってからで、危うく本番で楽器を受け取れなくなるところでした(苦笑)

私管理人は大手町まで姉を迎えにいっていたため、練習場には10時に到着したのですが、すでにメンバー5名が先に来ていて練習しているではありませんか!やはり、皆それぞれに練習不足が気になっていたようです。

ともあれ、朝から練習をしずぎたせいか、午前中からちょっと疲れ気味だったかも(笑)。今回のボランティア演奏会のメインは、新曲『雨の慕情』。あまり時間がなかったので少し心配でしたが、なんとか良い仕上がりになりました。

ふかいさんのおチビちゃんたちも大きくなりました。本番前から一緒につきあっているのだから彼らも大変です。よく頑張っています♪

いつものことながら関心されられるのは、私たちメンバーは自発的に良く動くことです。サークルにとって最も重要な部分でもあるし、これこそチームワークといえるでしょう。練習、食事の支度、後片付けも、それぞれが手際よくこなします。今日もこのチームワークを発揮して、良い演奏会につなげましょう!

今回の特別参加者は、私管理人の姉です。前々からアコーディオンでの参加を誘っていましたが、ようやく出てくれました。本人はあまり乗り気ではなかったようですが、こんなボランティア活動も良い経験だと思います。

何より、メンバーたちも大きなアコーディオンに興味津々!ながたママの末娘のひかりちゃんも、小学校3年生になり、音楽にも関心があるようです。子供の成長に良い音楽は欠かせません。我々の演奏が良い音楽とは限りませんが(笑)

ちなみに、今回の姉の参加では私管理人の両親も非常に心配していて、20年ぶりのアコーディオン演奏であるがゆえに電話でしきりに姉を励ましていました。姉の家と私の家にはWebカメラというものを設置してあって、インターネットを使ってタダでテレビ電話ができる仕組みになっております。その文明の利器を活かして、両親は姉の演奏をテレビ電話でチェックしていました(笑)

我が家も含め、私たちのボランティア演奏会は、メンバーそれぞれの家族(子供、親、親戚などなど)を総動員するという実に賑やかなものです。そうした人々に支えられていることも私たちにとっては大きな励みとなります。

会場の介護施設に到着して、カメラマンの中井さんとそのお嬢さんのあかりちゃんに会いました。いつも本当にありがとうございます。ちなみに、あかりちゃんはピアノを習っているとのこと。この演奏会にもデビューしてくれたらなぁ・・・(笑)

そして、にっしー姉さんも来て下さいました。今回は残念ながら妹さんは出られず、お姉さんのピアノの独奏になります。何より、その癒し系のサウンドは、この演奏会になくてはなりません。今回弾いて下さった『見上げてごらん夜の星を』も、お年寄りの皆さんはもとより、私たちまでウットリと聴かせて頂きました。

今回の演奏会は大成功といえるものでしたが、いろいろな部分で反省点もあります。まず、今回は調弦が多く、曲と曲の間がいつもよりも多かったことがあげられます。もちろん、楽器の説明などで時間を有効に活用しましたが、これも何とかしたいところです。

また、選曲の重要性も感じました。今回、新曲『雨の慕情』を用意させて頂きましたが、お年寄りの皆さんにとっては30年前の曲であっても新しい曲になってしまいます。一方、姉の弾いた『国境の町』は、大盛り上がりでした。この違いは、お客さん側の年齢と若い頃を過された時代を詳細に分析する必要があります。何より、お客さんが喜んで下さったことには違いは無いので、次回の演奏会では今回の反省を踏まえてより楽しいものにしたいと思っています。最後に楽器の運搬にいつもご協力下さっている しのはらさんのご主人に感謝したします。ありがとうございました♪


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