2004年3月7日(日) 22:30 文化の歩み

最近ある仕事の関係で、近世及び近代日本のデザインの変遷を調べています。特にそのためではありませんが、今日はたまたま東京池之端にある「旧岩崎邸」に行ってきました。明治２９年に建てられ木造の洋館は重要文化財です。もちろん外観も優美な姿ではありますが、内部の装飾もそれはそれは“美”に溢れています。面白いのは西欧風の装飾柄にイスラム様式のモティーフ、さらには和風のエッセンスが加わって何とも不思議な魅力のあるデザインであるところです。文化とは一つの様式が支配するのではなく、時代と共に様々なものが合体し変化し続けるのをあらためて知ることができます。インターネットによって和楽器お琴のオフ会までもが可能になった今、間違いなく私たちも文化の歩みの中にいるのでしょう。 旧岩崎邸庭園 小石川後楽園

2004年3月6日(土) 19:39 性差別

タブーとも言うべきこの言葉は、かつて女性が男性から受けていたもので“女性蔑視”の代名詞でもあります。しかし、最近はどうでしょう。少なくとも私がここ数年間でお知り合いになれた女性の多くは、皆優秀な方々ばかりです。幅広い知識に加え、女性ならではの行き届いたきめ細やかな仕事。知的労働が主流になりつつある今日、女性の活躍は目覚しいものがあります。今後女性はますます活躍の場を広げて行くことでしょうね。今日は父の作品を展示している「かしわインフォメーションセンター」に行ってきました。もちろん、お世話になっているセンターのボスも女性局長。はっきり言っては私は“性差別主義者”です。しかも“男性”蔑視！（笑）。そして輝けるすべての女性たちに敬意を表します！ 「かしわインフォメーションセンター」への取材

2004年3月3日(水) 22:23 私たちの希望を乗せて

季節は春ですが、職場は春はまだ遠くいまだ冬の季節。決して良い状況とは言えませんが、そんな中、職場の同僚は経営学を習得するため英国に旅立ちます。昨夜は職場の若手（もちろん私を含みます（笑））を中心に壮行会を行いました。長期の留学となる重い任務ではあるけれど、私たちの希望を乗せて旅立つ同僚に、心からエールを贈りたいと思います。

2004年3月1日(月) 22:00 弥生

今日から３月。暦の春と言いつつも、関東地方は久しぶりに雪が降り、寒い１日となりました。「漫画漫画で見る旧ソ連・抑留体験記」も「かしわインフォメーションセンター」のスタッフの方々のご尽力により、今日より１ヶ月間の開催となりました。初日の今日はあいにく私は出勤だったので、父に会場の様子を撮影してもらいました。今後、どれだけお客さんに作品を観てもらえるか楽しみです。しかし、早いもので今年度も残すところあと一ヶ月。そんな折、会社の仕事も雑にならないように気をつけたいものです。 漫画漫画で見る旧ソ連・抑留体験記

2004年2月28日(土) 15:46 地元のイベントを控えて

公私ともに忙しい毎日ではありますが、３月の大きなイベントに「かしわインフォメーションセンター」の主催で開催される「漫画漫画で見る旧ソ連・抑留体験記」があります。これは私が管理運営するＨＰ「旧ソ連抑留画集」にちなむ作品展でもあり、作者（私の父）の体験を聞くフォーラムも同時に開催されます。センターのスタッフの方々とご一緒に企画を温め、開催間近となりました。タイトル通り“戦争”が背景となるイベントではありますが、テーマは“こころの交流”です。最近のイラク戦争、拉致事件、オウム裁判など、殺伐とした話題ばかりの今日こそ、人間の愛しみの心を忘れないように呼びかけたいと思います。奇しくも一週間前は、仙台で箏曲部のオフ会に参加したばかりですが、ここでも同じようなことを感じました。垣根を越えた交流は、幸を運ぶエネルギーのようです。３月１日から一ヶ月間のイベントを控え、私たち親子のために尽力して下さるセンターのスタッフの皆さんに心より感謝致します。

2004年2月22日(日) 22:23 仙台路

２１日は仙台で大オフ会が開催されました。ポン太さん率いる仙台の皆さんのご尽力により、楽しく素晴らしいオフ会でした。会場や楽器の手配など大変だったことでしょう。本当にお疲れ様でした。私は日帰りでしたが、大盛り上がりの最中での退場は実に後ろ髪引かれる思いです。新幹線の中で一人寂しくビールを飲みながら、いろいろなことを考えましたが、やはりこうした絆は何にもかえ難い美しいものだと思います。人は多くの出会いによってのみ、自らを変えることができるのでしょう。このような素晴らしき出会いが今後益々広がっていけば、これほど素敵なものはありませんね。お世話になった皆さんにご多幸ありますように！

2004年2月18日(水) 21:26 メンバーの育児休業

ボランティア演奏会で一緒に演奏しているバイオリン担当は、昨年末に無事に女の子の赤ちゃんを出産し、これからしばらく育児休業を取るため、今日はご挨拶に来てくれました。彼女は演奏会での重要な戦力だっただけに痛手ではありますが、我々も当分は演奏活動が出来ない状況なので、ある意味ちょうど良いタイミングだったかも知れません。何はともあれメンバーの赤ちゃんのご誕生をみんなで祝福したいと思います♪（写真は、第９回ボランティア演奏会でバイオリンを演奏する妊婦さん。）

2004年2月14日(土) 17:11 春一番

私の住む街でも午後から強い南西の風が吹いています。きっと“春一番”でしょう。春の訪れを告げる暖かな風は、心の中に何か新しい新鮮な空気を運んでくれるような気がします。近くの公園の梅も、いっせいに咲き出しました。これからが見頃のようです。来月になれば卒業の春に入学の春、社会人にとっては年度末を迎えて多忙な春とも言えますが、新しき出会いの春に心躍らすのも楽しいですね。 あけぼの山の梅

2004年2月11日(水) 19:04 ザウスの落日

「ららぽーとスキードームSSAWS（ザウス）」をご存知でしょうか？。一年中スキーが楽しめるという世界最大の屋内スキー場です。バブル末期に華やかなデビューで登場した“夢のゲレンデ”は今、解体作業の真っ最中です。平成５年のオープンから１０年も経たずに平成１４年には閉鎖。その後も解体業者が見つからず、空を見上げる鉄骨建造物は１年以上も放置されていました。その寂しい姿はバブル崩壊の巨大なモニュメントのようでもありました。写真は、甥っ子の野球の応援の帰り道に、ＪＲ南船橋駅のホームから撮ったものです。この跡地はマンションと外資系の家具屋さんが建つそうです。しかし、落日のあとには夜明けがやって来るはずです。どんな場合でも希望を失わないことが大切ですね。

2004年2月8日(日) 18:12 地域振興に求められるもの

現在、あるイベントの開催のため、地元の地域振興スタッフと先月末より打ち合わせを行っています。地域振興スタッフの皆さんはボランティアを含め実に優秀な方々で、仕事をテキパキとこなします。こうしたスタッフの方々との出会いを通じ、良質な地元情報が得られて私もとても楽しいです。地域振興と言ってもいろいろありますが、今後重要になるのは情報の発信方法かも知れません。それは街の再開発などと言うものではなく、情報の発信による“文化の香り”を高めることが、今最も求められている気がします。何より地元の活性化に尽力するスタッフの皆さんを、心から応援したいと思います。

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